前回の耳より情報は『テラコッタ』についてお届けしました。今回は夏対策用品の『蓄冷剤』についてお話します。

お部屋やキャリーの中が暖かくなってしまった時、エアコンを使うか、涼しい風を入れるしかありませんが、それができない時があります。温度が高いとアルミ板や石なども効果が期待できません。そのような時に役立つのが蓄冷剤（保冷剤）です。

蓄冷剤とは「冷やす」のではなく、「温まるのを防ぐ」ものとして作られています。その中身は、天然高分子ポリマーです。この素材は、完全に凍結させるとその保冷効果が高まります。ですから、みなさんがお使いになる時には、充分に冷凍庫に入れる必要があります。夜間使用すると電気代もお安くできると思います。また、素材によってその性能も異なります。うさぎのしっぽのminiミニクーラーは、8時間以上の凍結が必要ですが、−13℃の温度まで冷たくすることがで事ができます。使用する際には、蓄冷剤の性能も確認しておきましょう。因みに、天然高分子ポリマーは、みなさんがトイレシーツなどでおしっこを吸い取る材質と同様です。ペットシーツに水分を含ませて、冷やすべき場所にちょうどいい大きさに折って完全に冷凍させると急なお出かけの時には有効なんです。ただし、何度も利用はできません。

何かの時にとても重宝する蓄冷剤、できれば常に冷凍庫の中に１つ２ついれておいてもいいかもしれませんね。但し、とても冷たくなりますので、カバーに入れるかうさちゃんから離して使って下さいね。

次回は、熱中症にならないためのお話しをしたいと思います。他の夏対策のポイントを知りたい方は、このページをご覧くださいね！ https://www.rabbittail.com/product/catalog/s/default/n/25/t/category/ca/244