屋外飼育に向けて
もうすぐ生後3ヶ月、お迎えして1ヶ月を過ぎたオスのネザー「チビ太」について相談させて下さい。今回は「屋外飼育に向けて」です。現在は、20畳のフローリングにマルカンのラビットケージと三晃のラビットサークルを置いて飼育しています。4ヶ月を過ぎたら(骨格や肉付き等がしっかりなったら)、少しずつ外で遊ぶ時間を取り入れて、ゴールデンウィーク最終日に屋外飼育に完全に転向する予定です。ずっと屋内飼育していてあげたいのですが、私たち家族が今後大人になったチビ太のスプレー行為や毛の飛散に対してピリピリすることなく、変わらず穏やかに接してあげたい、また、外の空気に触れながら庭で元気に遊んでもらいたいことからの飼い主側の事情での転向です。具体的に、今使っているマルカンケージをそのまますっぽり入れられるウサギ小屋を大工さんに作ってもらうつもりです。直接チビ太が小屋に触れるわけではないですが、雨の日や夜などは扉を閉めますので、通気口があるとはいえ、ウサギ小屋に使う材木はどのようなものがいいか考えています。そこで、うさぎ小屋を作る上で気をつけること(使ってはいけない材木、金具など)教えていただけないでしょうか。よろしくお願いします。
それぞれのお宅ごとで、うさぎさんに与える環境というものには違いがあります。その与える環境を最善にしてあげるということが、飼い主さんの役目のひとつともいえるのだと思います。ちび丸様のお宅では、室外での飼育をお考えのようです。今使っているケージを上手に利用して、快適空間を提供してあげたいというお気持ちがとても伝わってきます。ケージを収める小屋をお作りになるその素材に関してですが、うさぎ密接に関わるかじり木に使われるのはもみの木が多いようです。針葉樹は虫が付きにくいという特徴がありますが、それはうさぎにとってはアレルギーが起こる場合もあるといわれます。ですからもみやその他の有害物質の少ないパイン・シダー等のほうがよいのだといえるのではないでしょうか。大工さんにお願いするということでもありますので、よくその素材をお聞きするとよいのでしょう。どんな物であるのか、その上にどのような処理を施しているのかということを知っておくことは大事なのだと思います。防腐剤などを使用している木材であれば、囓ることなどに不安がありますが、今回は小屋そのものの中で直接過ごすのではなく、外枠のような使い方になりますので、直接囓ることなどはないかと思いますから、不安は解消できそうですね。そして形状ですが、どの場所に設置するのかということでも異なってくることとは思いますが、屋根を二重にしてあげることが望ましいと思います。これには日射の暑さを軽減する意味があります。塩化ビニールの板などでもよいでしょうね。そして床は高床にするとよいと思います。湿気や冬場であれば寒さなどの対策のひとつになります。そして雨水や湿気、日光や照り返しの反射熱などが直に影響しない状況を作ってあげることが必要でしょう。ベランダなどの限られた環境であれば、エアコンの室外機との関係なども重要です。そして冬はすきま風が小屋に入らない状況を作る事が必要になると思いますね。実際室外で飼育されている環境を見ることができたり、意見を聞くことができたりすれば、もっと生の声が聞こえることと思います。インターネットなどで、室外飼育されている飼い主さんの情報などもあるかもしれません。また、小学校や幼稚園などで飼育されているところもあると思います。これらの環境を見て、そして聞いてみるということもとても参考になると思いますよ。そして、これまでとは違ったうさぎさんんとの関わり方になると思いますので、コミュニケーションの取り方を密にしていただくということも大事なのかもしれませんね。
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