外出について | うさぎの飼い方Q＆A

飼育方法

外出について

お世話になってます。たぶんミニレッキスｘネザ－ランドドワ－フのミックス♂３歳です。わたしと旦那とうさぎで暮らしています。わたしと旦那はよく外出をするので、うさぎも試しに連れだしてみようということになり、訓練を今年の春から始めました。順調に外出用キャリ－に入るのを好きになってもらい、先月末から近場の公園にも連れ出すように。
初めてのお散歩は目をひん剥いて、わたしや旦那によじ登ったり、袖の中に入ろうとしたりしていましたが、２回目は周りに興味を持ち始め草を食べるようになり、３回目は草原を興味の赴くまま駆け回れるように。帰り際はキャリ－から飛び出すなどして、もう少し遊んでいたいような素振りまで見せていました。
意外とけっこう楽しんでくれるんじゃないか！と思って、先日は思い切って少し車で遠出をしてみたのですが、道中よだれをだらだら流していてびっくり。
これまで病院に行くときなど車に乗ったことはあるのですが、そのときはそんな様子はありませんでした。移動した距離がいつもより長かったこともあると思います。また、その日はリサ－チ不足で色々うまくいかず、到着先でも思ったより気温が高かったり、うさぎも物陰に入ってしまったまま出てこず、リ－ドを無理やり引っ張って出てきてもらったりして嫌な思いをさせてしまいました．．．
その後、帰ってきてからはうさぎ自身も落ち込んだ様子で１日くらい、塞いでおりました。今は気分も直り、また外出用キャリ－に入るようになりましたが、またリトライしてもいいものでしょうか？
もちろんまたお出かけするときは、きちんと前回の反省点を活かすつもりではありますが、いずれ一緒に多少の遠出を楽しみたい思いもあります。数回お出かけしていれば慣れてくれるものなんでしょうか。
本来うさぎ自体が散歩や慣れない環境に向いていない動物なのは承知の上ですが、それを加味したうえで、うちのうさぎは外出には向かない性格でしょうか？うさぎを飼ったことが初めてなので、他の子と比較ができず、ご意見を頂戴したいです。

うさちゃんとのお出かけはうさんぽと呼ばれていて、経験しているうさちゃんも少なくないと思います。普段とは異なる自然の中で過ごすことで、生き生きした表情が見られたり、社会性も身につき環境の変化にも順応しやすくなることもあります。ただし、すべてのうさちゃんがそうとは限りません。環境の変化が得意ではない子もいますので、うさちゃんの個性に合わせて判断いただくことはとても重要です。
今回はうさんぽに向けて準備期間をしっかり作ってトライされています。キャリーやハーネスリードに慣れてもらうことをへやんぽで練習されてからですので、とてもよい流れで取り組まれています。初めてのうさんぽは、今まで体験したことがない状況ですから、驚く様子があったようですが、回を重ねるごとにうさちゃんもお出かけを楽しんでくれているように感じられます。
今回見られた反応には、長時間の車移動による車酔い、気温の上昇による熱中症などが考えられるようですので、この点は今後の対応につなげていただくことが必要のようです。夏のお出かけ対策をしっかり取り入れてください。
うさちゃんによっては、一度の体験が大きな記憶となり、拒否反応を見せることもありますが、キャリーにもよい反応が見られていますので、またチャレンジいただくことはできるようです。熱中症対策をしっかり行うこと、長距離ではない範囲での車移動、もしくは、休憩時間を設けながらの移動など、うさちゃんの負担を軽減できる環境を考えていただくとよいと思います。そして、お出かけ先でのうさちゃんの様子によっては、木陰でゆっくり過ごすということも、うさんぽのひとつの環境ですから、うさちゃんの意思も尊重した対応も大切だと思います。また、目の前にあるものを口にすることは予測できますので、出向いた先の環境が安心安全であるかということもリサーチしていただくことが大切です。
あくまでもうさちゃんの負担にならないように、どう感じているのかをよく観察して対応いただきたいと思います。今回のような反応がまた見られた時には、適切な対応を取りながら、無理強いすることのないようお考えいただくことになると思います。

夏のお出かけ対策
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