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飼育方法

サ-クルからキャリ-ケ-スへの移動について

今生後六ヶ月のネザ-ランドドワ-フの男の子を、四ヶ月前にお迎えしました。
今までお散歩の時に、居間で折りたたみ式のサ-クルを組み立てていたのですが、二階の一室を、うさぎさんのお散歩部屋にしようということになり、一階にケ-ジがあるので、お散歩の時はキャリ-ケ-スに入れて、二階に連れて行っています。
お散歩の時間が終わっても、私が抱っこしてキャリ-ケ-スに入れようとすると、逃げるし抱っこをすると暴れるようになりました。お散歩を始める前、ケ-ジからキャリ-ケ-スに入れる時は、大人しく抱っこされています。2日間くらい、お散歩の時間が終わった後、キャリ-ケ-スの扉を開けて、奥の方におやつを置いておいたら、しばらくしたら入ったこともありました。でも私が手におやつを持って入れようとしても、覚えてしまっていて入りません。どうしたら、すんなりとお散歩を終えられるでしょうか?
ケ-ジは目の届くところが良いので、二階に持っていくことは考えていません。また、お散歩が終わって、一階でキャリ-ケ-スの上を開けると顔を出して外に出ようとするので、急いで抱っこするとまた暴れます。元々大人しく抱っこされる子だったので、抱っこが嫌いになったかと心配です。(一部中略)

生後6カ月を迎えていますので、大人の仲間入りの時期ですから、少しずつ自我を表現しはじめるころでもあります。サークルよりも広い環境でへやんぽができることで、その状況をうさちゃんもとても楽しんでいるのではないでしょうか。だからこそ、へやんぽがスタートする際のケージからキャリーへ入る時は大人くしているとも捉えることができます。また、ケージという狭い環境の中からの抱っこですので、追いかけまわすことも少なく抱っこできているともいえるでしょう。へやんぽが終了する時は、楽しみが奪われるわけですし、ケージにもどされるということがわかっているから拒否する様子があるのです。抱っこが嫌いになったというよりも、キャリーへ入れられケージにもどされることがうさちゃんの本意ではないことからの行動といえるようではないでしょうか。ケージやサークル以外の広い環境で過ごすことになったことで、その環境の中で過ごしたいといううさちゃんからのサインと捉えられるようです。それでも、こちらのご家庭のルールがありますので、そちらを理解してもらえるよううさちゃんにもよく言い聞かせながら接していただくことになります。
抱っこされることは、捕まえられることですから、うさちゃんは基本的に苦手な行為です。大人になったことで嫌なものはいや、これが好きという表現を行動で示してくるようになりますから、抱っこされるシーンによっては嫌がる様子を見せるのです。へやんぽからキャリーへ入れる時には嫌がることが想定できますから、なるべくうさちゃんが満足した状態でへやんぽを終えられるような状況もよいと思います。うさちゃんが飼い主さんと一緒に遊ぶ様子があれば、へやんぽの最後に十分に一緒に遊び体を疲れさせてあげることでも、抱っこへの反応が変わってくるかもしれません。またサークルなどで仕切ってうさちゃんが動くことができる環境を狭くして、飼い主さんもその中に入りながらキャリーへと入れることでも、逃げる場所が少なくなると思います。そして抱っこの方法なども、改めて確認してみることもよいと思います。上手に抱っこできる時の状況に近づけられることができれば、成功率も上がってくると思います。

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