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飼育方法

気に食わないことがあると自分の足を噛んでしまう

最近里親として9ヶ月のネザ-ランドドワ-フのメスのうさぎをお迎えしました。お迎えした時には1度も爪を切られていないんじゃないか?と思うほど爪が伸びていて、欠けなどもあったため、獣医さんに爪切りをしてもらい、足を噛んでしまうことも相談しました。
爪が長かったことにより、自分で爪を整えることが癖になってしまっているのではないか、時間が経てばやらなくなるだろうということだったのですが、最近は自分の足を噛むタイミングが変わってきているように感じます。
初めの頃は何かきっかけがある訳ではなく、常に気にして足をかんでいたのですが、今は餌が少なくなってきた時や、ケ-ジの外に出たい時にケ-ジの床を掘りながら足を噛みだします。
これはまだもう少し様子を見た方がいいのでしょうか?それとも何かやめてもらう方法はあるのでしょうか?噛むのをやめて欲しいがために部屋んぽをさせていたら、このまま要求を足を噛む事で通すようになってしまうのではないかと心配です。

新しい環境にお迎えされたことで、うさちゃんもその環境に慣れようとしている状況だと思います。足を噛んでしまうという行為がもともとあったようですが、そのタイミングがフードが欲しい時、ケージの外に出たい時に見られているようです。
飼い主さんがおっしゃるように足を噛むことでかまってもらえるとうさちゃんが認識してしまうことで、自分の要求が通るようにこの行為を繰り返すことが予測できると思います。フードの与え方なども本来は朝夕と二回に分けて与えますが、より小分けにして与えてみることや、牧草をより食べやすい環境を作っていつでも食べることができるようにすることで、行動が変わらないかを観察いただくこともできると思います。また、どうしてもケージの中では満足できないうさちゃんの場合は、ケージ自体を大きくしてあげることや、サークルで仕切った環境をプラスして縄張りとしているご家庭も少なくありません。飼育環境はそれぞれのご家庭ごとで違っていることですが、これまでどういった環境で過ごしていたのかということも参考にしながら、こちらのうさちゃんの要望にも応えられ、なおかつ飼い主さんも納得のできる環境を見つけていただくことになるようです。
噛むという行為がうさちゃんにとってどんな意味になっているのかということでも異なりますが、いつでも気にしていた様子から噛んでいる頻度も減ってきている状況でもありますので、足を噛むのではなく他のものへと興味をうつしてもらえるように、こちらのうさちゃんの好みに合うおもちゃなどを取り入れていただくこともよいと思います。齧ってたべられるわら製品などですと安心ですので、こちらも検討いただけるのではないでしょうか。そして獣医師とも引き続き相談いただきながら、こちらのうさちゃんに合う環境作りのサポートをしていただけるようですととても心強いのかもしれませんね。

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