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飼育方法

天気の変化で様子が変わる

6歳の雄のホ-ランドロップをかっています。ここ2,3年、天気が悪くなりそうになると、小さくなってぶるぶる震えるようになりました。長いときには半日ぐらい隅に隠れるようにじっとして、呼吸も速くなりとても心配です。これが始まると、ペレットやおやつは一切食べませんが、口に持って行ってあげた牧草や生野菜は食べます。ですので胃腸の調子などは悪くないようです。病院にも連れていったことがありますが、いつもなんともないと言われます。何人かの先生に、気圧とか天気の変化が影響していませんかと聞いたのですが、それはないですと言われて対処法などもよくわからないようでした。こうなってしまうと、どうしてあげれば楽になるのか本当にわかりません。撫でてあげてもお耳が冷たくなって、死んじゃうんじゃないかと心配になりますが、時間がたつとケロッとして何事もなかったように活動し始めます。何か楽にしてあげる対処法はないでしょうか。

一定の時間のようですが、震えや呼吸が早くなる、じっと過ごすという変化が見られて、その際の関連性として天気が悪くなりそうな時があげられています。私たちでも低気圧になると体調がすぐれない方もいると思いますが、実はうさちゃんでも同じことが起こることも少なくありません。気圧の変化に敏感なうさちゃんは低気圧によって体調不良を起こす可能性もあり、中にはうっ滞になってしまう子もいるようです。私たち動物は気圧の変化を内耳で感じとります。この内耳には体のバランスをとる大切な器官が集まっていて、この気圧の変化を脳に伝達されストレス反応を起こし交感神経が興奮状態になります。この変化が体調に影響を起こすそうなのです。空調管理された変化の乏しい環境で生活していると、外界の変化に対応しにくくなるともいわれています。また体内のリンパや血液の流れも関係しているようです。気圧が低くなると、体内では血管が広がり内臓も膨張する現象が起きてきます。血管や内臓が膨らむと血液や体液の流れが悪くなってしまいます。体内の水分バランスも乱れやすくなり、腎臓に悪影響を及ぼすこともあります。また自律神経の働きも乱れます。体調をコントロールする機能が乱れることで、さまざまな体調不良に繋がってしまうのです。また副交感神経の緊張が強く表れることで、いわゆる元気がない状態になるという説もあります。今回のうさちゃんの場合は病気の心配はないということですから、年齢を重ねながらこの気圧の変化に敏感になってきているような印象があるのではないでしょうか。耳も冷たくなっているようですので、耳のマッサージもおすすめです。優しく人差し指と親指でさすってあげて嫌がらないようか様子をみながら試してみてください。室内の温度や湿度に気をつけることをはじめとして、耳のマッサージのほか、口元へもっていくことで食べてくれる様子もありますので、長時間耐えているような場合には牧草や生野菜なども与えてあげながら、電解質サプリメントなども取り入れていただくこともよいと思います。元気になった時には、大好物のペレットやご褒美なども与えてあげましょう。これから梅雨の時期を迎えることでも体調を崩しやすいうさちゃんもいますので、日頃から気圧の変化などを記録しておくこともよいのかもしれません。気圧をはかることのできる時計や、気象庁のサイトなどでも調べられますので、興味がある時にはせひ活用してみてください。また当店のブログ日々しっぽでは、店舗からの情報に加えて、うさぎの耳より情報もアップされます。今回のようなうさぎのうんちくも紹介されていますのでぜひご参照いただきたいと思います。 うさぎブログ うさぎのしっぽ公式ブログ「日々しっぽ」: http://www.hibishippo.jp/

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