チモシー牧草を食べずにアルファルファ牧草を与えています
7歳のメスと5歳になるオスを飼育しています。メスは避妊手術済です。毎日上げる牧草ですが2羽共にチモシ-を全く食べてくれずアルファルファを何年も与えています。食いつきが良く良く食べますがやはりチモシ-を食べて欲しく色々な工夫をしてきましたが現在の主食はアルファルファになっています。この先も与え続けても大丈夫でしょうか?2羽共に元気です。
7歳と5歳のうさちゃん共に、チモシー牧草に興味を示してくれないようですが、アルファルファ牧草は食べてくれる様子があります。マメ科のアルファルファ牧草も大人のうさちゃんにも与えていただけますが、アルファルファ牧草はタンパク質やカルシウムなどの栄養価がイネ科の牧草よりも豊富に含まれていますので、それぞれのうさちゃんの状態で与える量や頻度を確認いただくことが必要になってきます。特にカルシウムの代謝が私たちとはうさちゃんは違っていて、私たちが体内にカルシウムを取り込むためには、日光にあたりビタミンDを合成しなければなりません。しかしうさちゃんはこのビタミンDを必要とせずにカルシウムを取り込むことができます。余分に摂取されたカルシウムは尿中に排出されますので、うさちゃんのおしっこはそのカルシウムの結晶で白濁しています。尿のカルシウム濃度はいつでも高いですが、感染症があったり、結石の核となるようなものが膀胱の中にあるなどの原因があることで結石となりますので要注意なのです。それぞれのうさちゃんの今の健康状態でも与える量などは変わってくると思いますので、共に元気に過ごしてくれている中でも、排泄物の状況などと実際に食べているアルファルファ牧草の量も報告しながら、一度かかりつけの獣医師にご相談いただくことがよいと思います。またイネ科の牧草にはチモシー以外の牧草も複数ありますので、そちらもぜひチャレンジしてみてください。与え方についてもアルファルファ牧草をどう食べているのか観察しながら、同じような与え方のほか、うさちゃんそれぞれの性格などに合った与え方なども探って試してみてください。遊び好きならばおもちゃに加えてみることや、アジアンビタチモシーでできたわらっこシリーズなどを与えて反応を見ていただくこともよいと思います。またのんびりと休息している時間が多いうさちゃんならば、その場所の近く、目の前などにすぐ食べられる環境を与えることで興味を示さないかなど、それぞれのうさちゃんに合わせて考えてみましょう。また飼い主さんが食事を始めると一緒に食べ始める様子を見せるケースも聞きますので、一緒に食べる状況を作ってみることも試してみる価値はあるのかもしれません。もしかしたらどちらかのうさちゃんが食べてくれることでマネして食べる様子を見せることも考えられますので、なんとか口に運んでくれる環境を見つけてみてください。
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