4か月のうさちゃんですので、まだまだ成長期です。食欲も旺盛な様子は健康な証拠のひとつともいえるのかもしれません。フードですが、主原料となる牧草がアルファルファ牧草のものと、チモシー牧草のものがあります。成長を重ねた時点で、取り込む栄養素を制限する必要が生まれてきた場合以外は、今与えていらっしゃるウールフォーミュラを続けて与えていただくことができます。また、一種類のペレットだけではなく、複数のペレットを食べ慣れておくことで食の幅が広がります。同じペレットでも製造ロットが変わることで、味や香りに違いが出ることもあり、こだわりの強い子などは食べなくなってしまうこともあります。そうなった場合でも食べ慣れているペレットがまだあるということは、大きな強みにもなります。ですので、今与えているウールフォーミュラに、お考えいただいているスタンダードブルームも加えて与えていただくこともお勧め致します。この場合、与える量はしっかりと管理していただくことにはなりますので、量が多くならないように気を付けていただきたいと思います。そして、ペレット牧草のイタリアンライグラスは、牧草の変わりとして与えていただけます。飼い主さんが牧草のアレルギーがあるようですから、そういった方にも与えやすい牧草になります。こちらのうさちゃんの大人へと成長した際の適正体重がどの程度なのか、一度かかりつけの獣医師に診ていただくとよいと思います。その体重を指標として、成長状態によってペレットの量を管理していただくようになった時に、牧草をしっかりと食べてもらえる環境を与えてあげてください。適正体重の1.5％が一日のペレット量に換算されますので、しっかりと管理されたペレットと、その分いつでも食べられる牧草があるように環境を与えていただきたいと思います。ペレット牧草も種類が豊富ですので、こちらも複数与えていただいたり、牧草自体も粉っぽさの少ないものなど、飼い主さんのアレルギー症状が出にくいものなどがないかということも探りながら、たっぷりの繊維質を取り込んでもらえる環境を考えていただければと思います。