生後２ヶ月のうさぎさんですので、まだまだ成長期です。十分な栄養を必要とする体でもありますので、成長が順調であるのかということを、体重や肉付きなどからよく観察していただいて、食事の内容や量を考えていただくことはとても重要なことです。子うさぎの時のペレットの与え方としては、基本的に食べ放題で与えていただけます。体をつくるために必要な栄養をしっかり取り込んでもらうことが目的でもあります。ただし注意点があるのです。いつでも餌入れにいっぱいになるように無制限で与えるということではなく、朝夕と食事の時間が来て新しいペレットを与える時に、前に与えた餌を食べ切り、餌入れが空っぽになっている量がその子の適量（一度に与える量）となるのです。この適量を見極めていただくことが必要なのです。ペレットの量の制限は個体差もありますが、生後４ヶ月前後を目安に行っていただくことにもなるかと思います。それぞれのうさぎさんの適正体重に沿って、そしてその成長ぶりに合わせて考えていただくことになります。健康診断を兼ねて、獣医師や専門店でうさぎさんの成長を確認していただきましょう。この時に適正体重がどの程度なのかをみていただくとよいのです。適正体重に近い成長や、より成長しているような場合には、その目標とする体重の３～５％で換算したペレット量が一日量となります。まだまだ成長する必要がある時には、ペレットをまだ制限をせずに、成長を見守っていただくことになるでしょう。ペレットの与え方は、それぞれのうさぎさんによって変わってくることでもあります。それぞれのペレットの表記を参考にしながら、うさぎさんに合わせた与え方を目指していただきたいと思います。