炭水化物の与えすぎによる病気は?
うさぎへの炭水化物の与えすぎによる弊害はカロリー過多による肥満以外にどういったものがあるのでしょうか?にんじん等炭水化物が多い野菜もありますが、こういったものもやはりよくないのでしょうか?炭水化物の与えすぎによって直接的に結びつく病気等がありましたら教えて下さい。
炭水化物は我々生き物が生きていく上で必要な栄養素のひとつです。炭水化物は糖質とも呼ばれ、血糖やグリコーゲンとして蓄積されて、エネルギー源として利用されます。にんじんなどの根菜類にはでんぷんとして多く含まれ、消化酵素で分解しています。動物に分解できない糖質(植物の細胞膜を構成しているセルロースなど)は、うさぎの場合は盲腸内のバクテリアの力を借りて分解しています。ご質問の炭水化物の与え過ぎで考えられることとしては、体脂肪として蓄積されますので肥満の原因になります。またでんぷん質の過剰は、消化管に負担をかけてしまいます。腸内で異常発酵を起こす場合などもあるようですし、腸炎や胃腸うっ滞、腸性毒血症の原因となることがあるようです。牧草やペレットからは補えないミネラルやビタミンなどを取り入れられる野菜ですので、与える量をきちんと管理していただくこと、同じ物ばかりを与え続けないことなどの注意点を踏まえながら、上手な与え方が必要だということなのです。(書籍 よくわかるウサギの健康と病気参照)
横浜店045-762-1232
恵比寿店03-5774-5443
洗足店03-5726-8670
柴又店03-6657-9524
吉祥寺店0422-26-6064
二子玉川店03-3700-3885
オリナス錦糸町店03-5809-7508
海老名ビナウォーク店046-200-9910
グランベリーパーク店042-850-7041
レイクタウン店048-940-8346
幕張新都心店043-441-7307