ペレットをほとんど食べずに牧草ばかり食べている
いつもQ&Aを読んで参考にさせていただいております。現在9ヶ月になるミックス(わりと毛が長い)のウサギを飼育しています。夏から晩秋にかけて牧草はほとんど食べず、主食が野草(葛の葉、オオバコ、タンポポ)とペレット、乾燥野菜中心の食事でした。しかし、冬が近づき、野草があまり手に入らなくなりました。そこで、ペレットと乾燥野菜などを与えていたのですが、12月上旬より徐々に食欲が落ち、先週末にはほとんど食べずに体を丸めてじっとしていることが多くなりました。糞も小さいものが数個しか出なくなり、これは病気に違いないと思いました。そこで、病院に連れて行って検査していただいたところ、お腹に毛がたまっているのではないかと言われ、点滴注射をしていただきました。その後、見違えるように元気になったのですが、ペレットはほとんど食べなくなりました。その代わり、以前までほとんど口にしなかった牧草ばかり食べています。その他にセロリの葉やキャベツ、小松菜の葉などは少量食べます。そのためか、以前は真っ黒い臭いの強い糞だったのですが、現在は臭いのしない緑っぽい色や茶色のわりと大きな糞をたくさんするようになりました。牧草を食べるようになってうれしいのですが、ペレットを食べないこの状態はよいのでしょうか?また、ころころの糞をよく口にしているのですが、やめさせた方がいいのでしょうか?教えてください。
野草を食事の中に取り入れていただいている場合には、季節によってはなかなか手に入らない時期を向かえてしまうことだと思います。食欲がなくなり様子にも変化があったということで、早急の対応はとても的確だったことと思います。そのおかげで元気な姿を見せてくれるようになったということですので、本当に一安心ですよね。これまで食べなかった牧草をたくさん食べるようになったということは、それを欲しているからこそといえるのだと思います。毛球症の症状があったということで、多くの繊維質が必要だということを、うさぎさん自身も感じているのではないでしょうか。食べなかったものを食べるということは、うさぎさんがその時必要だと思うものを食べている、感じているともいえるようなのです。牧草は万病を防ぐとても重要な食事ですので、このまま牧草大好きになってもらいたいですね。そしてペレットや野菜類が、今までとは食べる量が減っているようですが、食べないからといって与えないということではなく、与え続けていただくことが大事なことです。ペレットが必要だと、いつうさぎさんが判断するかわかりませんので、食べたいと思った時に食べられる状態を作っておきましょう。また、根本的な問題として、品質の低下などがないかを確認していただくことも必要なことです。うさぎさんの排泄の状態や、体調、そして体重もきちんと把握しながら、体重が減ってくるということがなければ心配は少ないことではあります。ベスト体重を維持できているということであれば、今の食事内容がうさぎさんにとって必要なものなのだと理解できるのだと思います。それから、ころころの糞を口にするということは、わりとよくある状況です。実際に食べていることもありますし、食べるというよりはコロコロの糞を口に含んで砕き、口からこぼれ落ちるかのような仕草も見られる場合があります。固形の糞には盲腸糞とは違い、栄養価があるなどのことはあまり聞きませんが、何か意味があるのだと思います。確かなところはわかりかねてしまいますが、牧草の香りが残っているためなどともいわれていたり、なんらかの栄養価を摂取しようとしているということも聞いたことがあります。この点から、与えている食事の内容と、その栄養価なども適切かどうかということを見直していただくことが大事になってきます。今回の場合には、ペレットをあまり取り込んでいないということですので、このあたりも関係しているのかもしれません。さきほどペレットの品質の確認が必要とも申し上げましたが、ペレットの内容自体も(今のうさぎさんの年齢や体格にあっているかどうか)確認してみることもよいのかもしれません。与えているペレットが適しているのか、また、他にお勧めのペレットがあるかなど、かかりつけの獣医師にもご相談されるとよいのかもしれませんね。
横浜店045-762-1232
恵比寿店03-5774-5443
洗足店03-5726-8670
柴又店03-6657-9524
吉祥寺店0422-26-6064
二子玉川店03-3700-3885
オリナス錦糸町店03-5809-7508
海老名ビナウォーク店046-200-9910
グランベリーパーク店042-850-7041
レイクタウン店048-940-8346
幕張新都心店043-441-7307