年齢的にもお年頃といえる時期のようです。トイレの場所が、飼い主さんが与えていたトイレ1か所だったものが、そうでなくなったという状況ですので、年齢などから考えると思春期に突入といえるような状態です。ただ単に排泄するということではなく、縄張りを主張するため、明確にするためにおしっこや糞をしてみせているのだと思います。年齢からくること以外でも、縄張りを示す必要が生まれたということはないでしょうか。別の生き物などが表れた場合などにも、自分の縄張りを表すために、これらの行動を見せることもあります。原因となることを排除してあげることで、うさぎさんの行動にもまた変化が見られるようにはなると思います。いずれにしましても、縄張り行動を助長させない環境を作ってあげることで、しばらく様子を見るようになるのではないかと思います。あっという間にトイレの使い方が変わったわけですが、元に戻るには多少なりとも時間がかかるかと思われますので、根気良くトイレの場所を教えてあげることや、それに合わせて、うさぎさんがケージの中をどう使っているのかということを観察してあげることも大事なことだと思います。うさぎさんの気持ちを読み取ることができるように、うさぎさんの生活をじっくり観察して、見守っていただきたいと思います。