うさぎさんがお子さまと仲良く過ごされている、とても微笑ましい風景を連想させてくれますね。お迎えされた専門店のアドバイスのように、オスだから必ずしもスプレー行為を見せるということではありませんが、飼育環境を整えてあげることなどでも回避できる場合もあると思います。縄張りを主張するべくして、おしっこを飛ばすという行為にでるわけですから、そうせずともよい環境を考えてあげるとよいのです。うさぎさんの縄張りを明確にしてあげて、それをむやみに広げたりしないようにすることが大事です。そして、新たに動物を迎えるなどの環境の変化があれば、自分の縄張りや優位性を主張せずにはいられない環境となりますので、よくお考えいただくことが必要だと思います。縄張り行動を示すようになる時期としては、早い子であれば生後３ヶ月程度からでも見られてくると思います。もちろんそれぞれの飼育環境やそのうさぎさんごとでも変わってくることではありますが、思春期を迎えお年頃になるということなのです。成長の証でもあるというようにも捉えていただけるようだと、気持ちが楽になるのではないかと思います。そしてもし、スプレー行為が見られるようになった時には、おしっこがあちこち飛んでしまわないように、ガードなどを準備してあげるとよいと思います。また、その頻度などによっては、去勢という選択肢もあると思いますので、専門店のスタッフや獣医師にご相談いただくとよいと思います。