ペレットの種類
いつも大変参考にさせて頂いております。
今生後1ヶ月半のネザーランドの男の子を飼っております。最近自分なりに勉強して、ペレットの種類をしっぽさんも薦めている「短毛種用ショーフォーミュラ」に変更しようかと思っています(現在は市販のラビットフード・ソフトタイプ)。
そこで質問なのですが、この種のペレットは成長期のうさぎにも適していますでしょうか?成長期のうさぎ用というペレットがしっぽさんでも色々と売られていますが、やはりそのようなペレットの方がいいのでしょうか?
具体的な質問ですみません。
餌の切り替えに関しては、うさ飼いの皆さん一度は考えられたことがあることではないでしょうか。成長に合わせてだったり、毛質に合わせてだったりと、それぞれ理由となることがあるのでしょうね。切り替えるときにはそれ相当の理由があるときでもあります。何歳になったから、もうこのフードはダメ!というのでは、実はないのですね!例えば、太り気味になってきたとか、病気のために成分にこだわらなければならないなど、理由があってのことになります。
ネザーランド・ドワーフのうさぎさんで、変えようとお考えの餌がショーフォーミュラという短毛種用の餌ですので、このあたりの毛質が理由なのかとも推測されます。ですがまだ、生後1ヶ月半という子うさぎさんですから、食事の中心となるペレットの切り替えは、充分に考えてあげることが大切だと思います。急激な食事の変化に、お腹の消化システムがついていけずに、お腹の調子を崩してしまうことも少なくないですからね。
そしてペレットの内容ですと、ショーフォーミュラよりも逆にウールフォーミュラのほうが、より体を作るには適しているといえるかもしれません。これからの数ヶ月、しっかりとした栄養素を取り込んで、健康な体を作り上げることが大切ですから、充分な栄養素が必要だといえますからね。うさぎのしっぽのうさぎ達は、その時に応じて必要性があれば量を変えたり、餌を変えたりはいたしますが、基本的には生涯このウールフォーミュラを食べて生活しています。これは短毛種のネザーでも同様ですよ。ウールフォーミュラの場合、長毛種用として紹介されておりますので、キャンディー様のうさぎさんのようにネザー場合ですと、ショーフォーミュラに変えた方がよいのではと感じてしまうようですね。
ネザーの場合、短毛種であっても、その毛質に特徴がありますから、成長期を過ぎたあとでも肥満や病気などで、より成分に気を配らなければいけないということがない限り、当店ではウールフォーミュラをお薦めいたします。成長後、体重に関してだけ問題がある場合には、切り替える前に食生活やペレット量を見直していただくことが先決なのです。
ネザーの毛質はロールバックという毛並みで、アンダーコートと呼ばれる毛があります。これはうさぎの2層構造の毛質の、皮膚に近いところで密集している綿毛のような毛のことをいいます。(ちなみにロールバックとはこのアンダーコートが密に生えていて柔らかな毛並みで、逆撫でしてもゆっくりもどる毛質の事をいいます)このように密集して生えている毛が多いですから、ウールフォーミュラ(長毛種用)でも適しているとも考えられるのです。また毛艶もよくなりますから、お薦めできるペレットといえますよ。
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