そうですね、うさぎさんの中には、食に対して大変こだわりのある子もいるようですから、のののん様のうさぎさんのように、これ！と決めたペレット以外は食べてくれない場合もあるようですね。
食事の中心となっているペレットなどは、うさぎさんのお腹の細菌などもそのペレットに合わせて働いてくれていますので、急激に違う物に変えてしまうとお腹の調子を崩してしまったりすることもあります。ですから、少しずつ変えていくことが大切なのです。また、どのくらいの期間で、やっぱり食べない！と判断されているのかにもよりますが、充分な時間も必要なのですよ。2、3日などではうさぎさんも新しい物を理解してくれないでしょうから、根気よく与えることが大事だともいえます。そして、数日してまた違うペレットに変えてしまうと、うさぎさんも賢いですから、食べなければ違うものに変わるとしっかりと覚えてしまいますので、こうなると本当に長期戦になってしまうことも少なくないでしょうね。
おやつなどでお腹いっぱいにならないようにと、ちゃんと与え方を注意していらっしゃるようですから、これ！と思ったペレットをひとつ決めて、根気よく与えてみてください。うさぎさんにも腹をくくってもらうしかないと思いますよ。もちろん、おやつなどはきちんと制限してあげることが大事ですが、どうぞ牧草はいつでも食べられる状態にしておいてくださいね。牧草自体もなかなか食べてくれないようですが、嗜好性のあるタイプのチモシー牧草などを、是非ケージの中にいれておいてあげてください。ペレットにハンストしていても、ほかに食べられる物をちゃんと用意しておくことは、とても大事なのです。食べないからといって与えないのではなく、食べてくれるまで与え続けるということが重要なのですね。
よりこだわりのある子ほど、その分時間がかかるかと思いますが、いつものペレットが入手できなくなるわけですから、うさぎさんにもそのことをちゃんと理解していただかないといけないですものね。どうぞよく言い聞かせながら、長期戦と覚悟してトライしていただきたいと思いますよ。