牧草に興味を示してくれないうさぎさんは、やはりたくさんいるようですね。
なかなか食べてくれないうさぎさんの場合には、まず普段の食生活を見直してみることから始まると思います。与えているペレットや野菜、おやつなどの量は果たして適量であるのかを見直してみてくださいね。多くの場合、多すぎるご馳走（ペレット・野菜・おやつ）に満足した状態で、これらより嗜好性の低いといわれている牧草には見向きもしないということも多々あるようです。ペレットは標準体重（もしくは生後４～５ヶ月頃の体重）の３～５％量が一日の量であるといわれています。実際、多くの飼い主さんは、少な目に与えているかたが多いようですよ！そして野菜やおやつなど、少量に抑えることも重要ですね。私たちでも甘い物やおやつなどを沢山食べてしまうと、繊維質の多い野菜など食べたくもなくなりますよね！それと同じように、常にお腹いっぱいの状態では、牧草なんて食べたいとは思わないということです。
また与える牧草の状態にも注意していただく必要があると思います。鮮度はよいか、湿気や紫外線から守る保管方法かなども注意していただきたいです。
そして与え方も工夫してみてくださいね。より香りを出すように、食べる分ずつさっと天日に干したり、レンジでチンして乾燥させたり、またはたたいたりつぶしたりして断面を増やすこともよいでしょう。それからおもちゃ感覚で縄状に編んであげたり、直接手から与えてあげたりしてうさぎさんの興味を引いてあげてくださいね。
きっとタケ様のうさぎさんに適した与え方があると思いますから、いろいろ試していただきたいと思います。また、牧草自体も、好みに合うものを探してあげることもよいかもしれませんね。