うさぎさんとの生活が始まったばかりのようで、どんなことも初めての体験でしょうから、不安になってしまいますよね！飼い主さんのもこもこ様が不安な気持ちですと、そのことがうさぎさんにもしっかりと伝わります。どうぞゆったりして気持ちを持ちながら、「一緒に楽しい生活になるよう頑張ろうね！」などの心構えで、これからの新しい生活を楽しんでくださいね！
生後４～５ヶ月までは与えるペレットの量は、制限をせずに与えていただきたいと思います。体を作っていく大事な時期ですので、しっかりとした栄養素が必要になります。しかしながら朝夕と与える際に餌入れが空になっている量が適量であるともいわれていますので、もこもこ様のうさぎさんの適量があるのかもしれませんよね。一日何グラムを食べているのか、確認していただくと今後の飼育に関しても役立ってくると思いますよ。
通常、子うさぎに与えるペレットや牧草は、アルファルファがメインといわれています。これはチモシーよりも栄養価が高いですので、子うさぎには適しているといわれる所以です。育ったショップでどのような食事内容だったのかによっても、異なってくることでもありますから、それに加えてアルファルファの牧草なども与えてみて、様子をみていただくとよいかもしれませんね。チモシー牧草でも３番刈りなどでしたらより子うさぎさんに適していますよ。
子うさぎの時期に牧草を制限なく多くを与えてしまうと、栄養を十分にとれずに（繊維質ですので、他の栄養を十分吸収出来なくなります）成長不良をおこすうさぎさんもいますので、朝晩ひとつかみ程度の量がよいといわれています。現在牧草をメインに好んで食べているようですから、うさぎさんの成長なども注意して見てあげることが必要かもしれませんね。
そしてよい食事内容にと思って、急激に与える内容を変えてしまいますと、お腹の調子を崩してしまう場合がありますので、あくまでも様子をみながらもこもこ様のうさぎさんに合った食事内容を見つけてあげて下さいね。
心配なのは、耳をしきりに掻いていることです。グルーミングを行うときにOYKグルーミングスプレーを用いていただいて、そのあと、キト・ケアスプレーかプロポリス軟膏などで様子をみていただいてもよいかもしれません。ただ赤味もみえているようですから、皮膚炎など病気の可能性も考えられますので、うさぎさんの成長具合や、健康診断も兼ねて、専門家の獣医師に診ていただくことも大事かもしれませんね。この時に、普段の食事量などもご報告されると、うさぎさんの成長の判断などにも役立つかと思いますよ。
新しい環境に来て、うさぎさんもそれに慣れようとしているところでもあります。まだ数日のようでもありますので、しばらくはうさぎさんにゆっくりしてもらうことも、環境になれるまでのストレスを排除するひとつの方法でもあると思います。