子うさぎの餌の与え方には、注意点があると思います。成長期ですので、充分な栄養素を取り込める与え方が必要になるということです。充分な栄養素というところから考えますと、牧草であればアルファルファ牧草の方が栄養価が高いですので、子うさぎに適していると言われる所以です。チモシー牧草でももちろんよいのですが、こちらを与える場合には、ペレットもしっかり与えて頂きながら、子うさぎの体重の増加など順調に成長していることを確認していただくとよいのだと思います。そして牧草の種類に関係なくいえることが、与える量に気を付けていただくということです。子うさぎの時期に牧草を与えすぎてしまいますと、多くが繊維質の牧草ですので、取り込まなければいけない栄養素までも排泄してしまうことがあり、その為に、成長不良を起こすうさぎさんもいるからです。ですからこちらもうさぎさんの成長を見ながら与えてあげることが大事です。そして、ペレットですが、食べ放題とはいっても、朝夕と与える際に餌入れが空になっている量が、その子の適量となりますので、その量を見つけて与えていただくことが大事なのです。うさぎさんその子その子で、性格なども違えば、成長具合も異なります。飼育書だけが全てではありませんので、うさぎさんをお迎えしたショップにも、Kazu様のお気持ちをご相談されるとよいと思います。お迎えするまではショップにいて、食事の内容も決まっていたのですから、その子にあった内容ということでもあるかもしれませんからね。その餌の内容に合わせた消化システムが出来ている場合には、急に餌の内容を変えることでお腹の調子を崩してしまうこともありますから、注意が必要です。ペレットの量や牧草の種類とその量が適切であれば、うさぎさんは健康で順調に体重も増えてくることですので、体重や体調を健康の目安として今後も観察していただきたいと思います。