ペレットの量を制限されているようですが、その量は適量であるのかということを、再度見直してみていただきたいと思います。これまで与えていた量が多く、そこへ極端に少ない量への制限ということですと、確かにうさぎさんにとっては酷な状態でもあるといえますからね。標準体重、もしくは生後４ヶ月頃の体重の３～５％量を一日量として、朝晩に分けて与えていただくことが目安になります。多くの飼い主さんは少な目の３％程度の量に制限されているようですが、まずは５％程からスタートされるとよいのかもしれません。そして、糞の状態、体重の問題などから、いくらペレットを欲しがっていてもその要求通りに与えてしまうことは、健康のためにはよい結果を招きません。ここはぐっと我慢の時なのだと思います。うさぎさんにもそのことを理解してもらうには、多少時間がかかるのかもしれませんが、ちゃんと納得してくれると思います。ペレットを食べ終えた後、牧草を細かく切ったものなどを餌入れに入れてあげたりして、「あとはこれを食べるのよ。ペレットはもうおしまい」と言い聞かせてくださいね。そして、飼い主さんの動きに一喜一憂したり、ペレットの音がしたり、その入れ物が見えたり、餌を与える際と同じような動きが飼い主さんに見えたりすると、うさぎさんはもうそのことで頭がいっぱいになるのは、どの子も一緒ですよ。頑張ってくださいね。