赤ちゃんうさぎの開眼は生後約10日ほどでもあることから、推測される現在の子うさぎさんの年齢は約30日程度ということにもなりそうです。この頃から、母うさぎから離乳させる段階に入りますので、飲み水などを覚えるのもこれからだともいえますね。少しずつミルクの量や回数を減らしながら、ペレットや牧草を与えていただきたいと思います。ペレットは制限せずに与えていただきたいですね。ただし朝夕の与える時に、餌入れが空っぽになっている量がその子の適量となりますので、その適量を見つけてあげてください。体をつくるための大事な時期ですので、しっかりと与えていただきたいと思いますよ。また、牧草ですが子うさぎの時期では与え方に注意も必要なのです。牧草は多くの繊維質になりますので、与えすぎてしまうと、必要な栄養素なども一緒に排泄してしまうこともあるのです。その為に充分な栄養を取り込めずに成長不良を起こしてしまう子もいるようですので、朝夕一掴み程度の量が適しているかと思います。ただし、しっかり栄養も取り込んで、体重も増えてきて心配ないという場合でしたら、今の与え方でもよろしかと思いますよ。基本的な餌の量というものは目安としてありますが、やはりその子その子で異なってくることでもありますからね。様子を見ながらきちんと管理していただいて、お腹の調子が悪いときや体調に違いがあるときなどは、担当の獣医師にきちんと診ていただくことが大切です。