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フード

食事について

はじめまして。餌の量について迷ってます。うちのうさぎは何ヶ月なのかくわしくはわからないのですが、9月1日に買ってきたときは片手のひらサイズで、今は両手に一杯くらいで多分一キロちょっと位かと思います。餌は本、ネットなど色々調べましたがまったく書かれていることがばらばらでわからなくなっています。今はニッパイのピンクじゃないほうの、オレンジパッケージのをあげています。ちょっと名前は忘れちゃいました。体重相当の50グラムほどあげて、干草はつねにあげています。子ウサギは成ウサギよりちょっと多めの5%位と書いてたのでおおめにしています。野菜はあげていません。うちは朝夕とわけずにペレットは夜一回にしています。まず、朝干草いれに草をどんぶり半分位量をいれます。朝はそれのみで、30分くらいで食べきります。あと夜寝る前11時位にまた同量の干草と50グラムのペレットをあげて終わりです。ニッパイのHPにはペレットと干草一握りのみで餌は十分です、とかかれていました。色々な情報では、子うさぎには食べ放題がよいだの、野菜はかなりたっぷりだの色々ありますよね。でも、野菜はウサギの体の2,3倍の量をあげる、などともかかれているのもありますが、毎日そうでは経済的にも不可能なのです。それに、うさぎは絶えず食べつずけないと腸が止まってしまうのでだめだとききますが、野生ではろくに食べられないときもたくさんあると思うのです。うちは干草、餌をあげてもすぐに食べ終わってしまうので、かなり何時間もすきっぱらだと思います。干草もみなさん、食べ放題にしている、といいますが、すぐに補充しつずけないと不可能だとおもうのですが・・、どうなんでしょうか?うちのうさぎはいつもすっご~くお腹がすいているようで、餌のことしか頭になく、リラックスして横になっている姿はみないのです。以前、買ってきてまもないころは餌は食べ放題にしていました。そのときはごろん、となんども横になっていました。今は目が血走って余裕のない感じです。でもなんの飼育本をみてもペレットのみ、などかかれているもの多数ですよね。お医者さんでもそれでよいと言われました。同じくらいそれはでたらめという方もいますが、それなら、お医者さんや、でまわっている本ほとんどがでたらめが書かれているということになり、それではかなりの数のかたたちがそれを読んでまちがって飼育をしているということでそれもそんなはずはないとおもうのです。でも、現状うちのうさぎをみていると、あきらかにやっぱりちがうのでは?とも思い、相当混乱しています。
でも,ニッパイはウサギを獣医とともに研究しながら育てながら餌を作っているとかかれてます。それなら、その量でもし違っていたらわかると思うのです。それに、ほとんどのペレットメーカーはペレットのみでもよいと書いています。ほとんどのメーカーでおなじようにでたらめ情報だとは思えないのですが・・・。お願いします。
意見や実際しっぽさんではどうしているかお聞かせねがえませんか?また、うさぎはすきっぱらの状態でいてもよいのでしょうか?

餌の与え方は、いろいろな意見があります。混乱するのも納得できます。与える物は、ペレット・牧草・野菜・副食、ペレットの与え方は、体重の3%~5%、牧草の与え方は、ひとつかみ・無制限、野菜の与え方は、一日少し・体重の数倍、与えない方がいい種類は、かなりまちまち、副食は、与えない方がいい・体にいいものだったら与える、与える組み合わせはまちまち。確かに混乱しますね。きっと正解がないのかもしれません。それぞれの与え方で合う子も合わない子もいるのだと思います。うさぎは個体差が非常にある動物だと思います。もちろん種類によっても違いますが・・・。
1)野生のうさぎの生態、2)それぞれのものを与える意味、なぜペレットが生まれたか、3)どうやって考えていくか の順でお話していきます。
1)野生のうさぎの生態
 野生動物の中では、ヒエラルキーとしては最下層です。要するに補食されてしまう動物という事です。うさぎの体の機能には、逃げる為、逃れる為と言っても過言ではないような、軽い骨、骨に比べて強靱な筋肉の下半身、夜行動してもカルシウムが摂取できるようなカルシウム代謝、外的がいない短い時間に早く食べてもしっかり栄養がとれるような夜便のシステム、等すばらしい創意工夫!?があります。この中で今回関係があるのは、夜便(糞の食べ戻しのシステム)だと思いますので、その話をします。うさぎが食事を摂るときには、周りをきょろきょろと見渡す事がよくあります。これは、外敵から身を守る為の警戒心が本能として残っていると言われています。このように食事をとるうさぎは、牛や馬のように一日中ゆっくり食事をする動物ではありません。確かに草食動物ですから、腸の働きが重要で、細菌の力で草からタンパク質を作り出すのですから、長い間腸に食べ物がないとそのバランスが崩れてしまう事もあります。こんなうさぎの消化システムとして、一度食べた草を盲腸で発酵させて、一度糞として肛門から出し、もう一度食べることで吸収しやすくする「糞の食べ戻し」があるんです。こうする事で、危険な外で草を早く食べて、安全な巣穴でゆっくり盲腸糞にして栄養をとっているわけです。これだけでも実はうさぎは2回食事をしている事になるんです。また、この食糞には、腸内細菌が沢山含まれていますので、腸の中に取り込む事でその細菌バランスをうまく保っているのです。ここからは、私の意見ですが、一日中食べなくてはいけないというのは、うさぎの消化システムを見る限り、すこし違うような気がします。ちなみに、アメリカのブリーダーさんは、おそらく誰も一日中食べ物があるようにはしていないと思います。もちろん、「しっぽ」でもそうです。(ちょっとうさぎの偏食についても話しておきます。うさぎは、偏食をする事で、食べてはいけない植物から身を守るそうです。この学習は、小さな頃親や仲間の行動から学習するようです。)
2)それぞれの食べ物の意味とペレットについて
「ペレット」:「ペレット」がうさぎの餌として一般的になっていますが、実はペレットがない国もあります。このうさぎの食事はうさぎを長生きさせるように、栄養的に偏らないように考えられたものです。ですから、他の方法でうさぎの食事を考える事もできるんです。このペレットの中にビタミンも配合されていますが、このビタミン、ペレットが作られてから数ヶ月で効果がなくなるとも言われています。その為に、野菜やビタミン剤を与える事を考える事も必要になります。(国産も輸入も餌自体は鮮度がほとんど落ちないので賞味期限は非常に長いです。)
「牧草」: 牧草は、栄養として吸収される率が低いので、繊維質を摂取すると考えた方がいいかもしれません。また、うさぎは粗食で生きていける動物ですから、堅い物でもなんでも食べられるような歯になっています。ですから牧草のような物を食べないと不都合な場所もでてきます。これは、もちろん臼歯の事です。また、繊維質を取り込むとタンパク質や炭水化物などの吸収率が下がります。ですから、突然ペレットなしにして牧草を沢山与えたりすると、うさぎさんが栄養失調のような状態になることがあります。子供の頃、沢山与えても、栄養を十分にとれずに成長しにくくなる子もいます。牧草は、タンパク質の量が11%でペレットと数%しか違わないから、あまり変わりないなんて思わないでくださいね。
「野菜」: 新鮮な繊維質、ビタミンの摂取。できたてのペレットであれば、野菜に含まれる、うさぎにとっていい栄養素は含まれているはずです。逆に野菜だけでもうさぎにとって必要な栄養素を揃えられるはずです。ちなみに野生のうさぎは一年の内、新鮮な草を食べられるのはほんとに短い期間です。一般的に、うさぎは柔らかい物も大好きです。ですから、野菜なども大好きなはずです。うさぎが病気などで食欲がなくなった時、野菜で食欲を回復という事も少なくありません。
「副食」: 甘い物、味のある物、これもうさぎは大好きです。好きというのは、それに対して味覚があり、必要だという事です。人間でもそうですが、モチベーション(動機付け)になるものは、なにかの行動をさせる、するのに必ず必要なものです。これがあることで、世界が広がっていきます。しかし、過剰にあるのは、栄養的に見ても行動的にみても良くありません。
3)どうやって考えていくか
うさぎの食事を考えていく時には、栄養的な事、腸の細菌バランスの事、摩耗されていく臼歯と嘔吐できない構造などについて考える必要があります。栄養的な事は、体格や毛並みで判断できると思います。野菜やその他のもので考えるのなら、その割合など考えないと栄養的に偏ります。細菌バランスについては、餌を与える時間と関係します。体内リズムによって食糞は作られるので、夜に多く与える事は、うさぎの生態に合っていると思います。臼歯にかんしては、牧草などのすり潰す物もそうですは、いろいろな食材を与える事で、臼歯をしっかり使える子を作ると思います。また、偏食させないようにする事にも繋がります。嘔吐できないので胃の中に毛などがたまらないようにする必要があります。十分な運動と牧草などの堅い食事を摂らせます。これらの事を頭に入れて、まず、基本的な方法で餌を与えます。その後は、その子の体格、性格、体調をみて餌を変えてあげるのがいいと思います。
以下、私がお客さんに説明する時の内容を書いてみます。
 「先ずは、ペレット中心にして与えてください。食事制限はしないで下さい。ただし、朝と夜与えるときに空になっている位が適量だと思います。その子その子で違いますので、適量を探してください。牧草は、朝と夕ひとつかみでいいです。子うさぎの頃牧草を与えすぎると成長不良になる子がいます。気をつけてください。副食は、今からでも与えてかまいません。ただし、与える時間や与える機会を同じにしてあげてください。そうしないと、いつでも欲しがる子になります。飼い主さんが教育してあげれば、ストレスなく楽しいおやつの時間が作れるはずです。野菜は、2ヶ月くらいなら、ほんとに少し、3ヶ月位ならおやつ程度にいろいろあげて下さい。いろいろ食べられる子にしてあげると飼い主さんもうさぎさんも幸せになれますよ。6ヶ月くらいになったら、一度うさぎさんを見せて下さい。今後どんな与え方にするかお話をしましょう。もし、餌などを変えるときには、少しづつ変えないと下痢をする子が時々います。これは、腸内細菌のバランスが一時的に崩れるからです。覚えて於いて下さい。」こんな内容で説明します。少し長くなってしましましたが、本当はまだまだいい足りない事があります。参考になればうれしいです。ちなみに、沢山たべないと我慢ができない子も確かにいますが、少しずつ小食にして、我慢できるようにしてあげてみて下さい。それでもだめなら、カロリー量で餌を選択するといいかもしれません。

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  • 横浜店045-762-1232

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