女の子の偽妊娠の症状として、首の部分の毛をむしり巣作りの行為を見せることが聞かれると思います。今回は、よく舐めていてその部分の毛が薄くなってきている様子です。自咬症の原因にはこの偽妊娠によるものもありますので、行為がエスカレートしてしまうことで皮膚まで噛んでしまうような状況も予測できるのかもしれません。
対処法としては、獣医師からのアドバイスにもあったように、バンダナやカラーを付けてあげることで行為をやめさせてあげられます。今回バンダナを巻いた状況が、どのようであったのかも再確認いただけると思います。バンダナのサイズが大きく、布の分量が多い場合などはうさちゃんにとって気になりますので、バンダナのサイズから見直してみてください。また布製のカラーなども見かけるようになりましたので、そちらも検討いただけると思います。手作りされている方もいらっしゃるようですので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
そして、首の部分を舐めること以外に気を向かせることができないかという点も考えていただけると思います。他のことで何か夢中になることがないかを探ってあげてください。例えば遊ぶことにも、新しいおもちゃなど興味を示すものがないか、食べている時ならば牧草を好みのものを増やしてあげる、ケージなどの落ち着ける場所の環境を再度見直してみるなど、改めて確認いただくことから見えてくることもあると思います。