へやんぽの時に飼い主さんの膝の上に乗ることには、お迎えされた環境に慣れてきていること、警戒心なども和らいでいることの証でもあると思います。
2か月半の月齢ですと、トイレの場所などもなかなか定まらず、トイレを使うこともあれば、へやんぽの時にはその場でおしっこや糞をしたりする様子も目にすると思います。特に糞の場合は、興奮することでもぽろぽろでてしまいますので、トイレだけを100％使ってもらうことは難しい話しでもあるのです。
うさぎは縄張りや優位性（自分の強さ）の主張などでもおしっこや糞でにおいつけを行うこともありますが、リラックスして過ごしていることでもつい出てしまうというケースもありますので、どういった状況で見られる行動なのかを探りながら、対応いただくことになります。どのタイミングで膝の上にのるのか、またおしっこや糞をする時のタイミングなどもより観察していただきながら、うさちゃんの言葉の意味を探っていただきたいと思います。
飼い主さんとの関係性はこれから時間をかけながら築いていくことになりますので、上下関係を示すことも必要になってくる場合もあると思います。ただ、褒めてあげること、撫でてあげることでうさちゃんも飼い主さんの愛情を感じてくれているはずです。いけないことをした時には叱ってあげることもしつけですが、本能や習性などから見せている行動の場合は、うさちゃんを尊重してあげることも大切です。行動を回避できる環境をつくりながら、その中でうさちゃんの過ごし方をさらに観察していただいて、お互いがストレスなく過ごせる環境を見つけていただくことになるようです。