まだお迎えして間もない環境の中ですので、新しい生活がスタートしたばかりです。うさちゃんがどのように過ごすのかを観察するように、うさちゃんも飼い主さんのことを観察している時期です。接する人ごとで態度や行動が違っていることもよく聞かれる話ですので、こちらのうさちゃんに限って見られていることではありません。お世話する相手に対してよりも、遊んでくれる相手に対してのほうが好反応を示す場合もありますので、今回はこちらに当てはまるような印象もあるようではないでしょうか。
お世話をするためのコミュニケーションが、時としてうさちゃんを警戒させてしまう場合もありますので、ここはやはり焦らず時間がかかることと想定しながら対応いただくことになると思います。興味を示しにおいを嗅ぎ観察してくれていますので、この距離感から少しずつ変化してくるようになるはずです。飼い主さんの不安な気持ちなどもうさちゃんは感じ取りますので、焦らないことはとても大事です。ゆったりと穏やかな気持ちで接してあげられるようになるとよいのかもしれません。 よいことに対して名前を呼びながら名前を憶えてもらうことや、遊びつかれたあとなどですと、うさちゃんの警戒心が和らいでいる場合もありますので、この時に名前を呼びながら撫でてあげるなど、うさちゃんが受け入れやすい状況の時に距離を縮めることができるようかを探ってみていただくこともよいと思います。ご褒美担当を飼い主さん限定にしてみることなどもよいのかもしれません。