お迎えされた環境に慣れてきていることと成長も重ねていることでも、様々な行動を見せ始めているようです。撫でられることにも慣れてきている様子もありますので、うさちゃんが受け入れてくれるタイミングなども引き続き観察していただけると、うさちゃんの気持ちも見えてくるようになると思います。
サークルからケージへと戻してあげる時に抱っこすることも、抱っこに慣れてもらえるための実践のひとつです。うさちゃん目線で考えてみると頭上から迫ってくる手になりますので、警戒してしまうケースもあると思います。サークルの高さがあることで抱っこがしにくい場合は、サークルの中に飼い主さんが入って行うことでもよいと思います。うさちゃん専用の遊び場ですが、飼い主さんもちょっとお邪魔してみることでの反応も観察していただけると思います。牧草などで食べる楽しみも加えながら、一緒に遊ぶ時間なども作ってみることもできるのではないでしょうか。この場合も、うさちゃんがひとりで十分に遊び終えてからのほうが、飼い主さんに対して興味を示してくれると思いますので、サークル内での過ごし方を観察しながらタイミングを見計らっていただくとよいと思います。
また食器をひっくり返すことを遊びとして捉えてきているようですので、与える環境を見直していただくことも必要ではないでしょうか。お使いのフード入れがどういったものなのかでも変わってくると思いますが、ひっくり返すという行為を楽しんでいる様子ならば、そうできるおもちゃを与えていただくことがよいと思います。フード入れの軽いものをおもちゃとして与えることも一案ですが、フードが入ったままの器をひっくり返すようになることではいけませんので、その場合は食事のためのフード入れを別に設置してあげるほうがよいと思います。ひっくり返されないフード入れを固定式のタイプも含めて検討いただくことがよいようです。もちろん危険のない環境になっているのかの確認も大事です。
体が成長してくることでもよりアクティブに過ごす様子も見られるようになると思います。おもちゃも様々ありますので、どういったタイプを気に入ってくれるようなのかを探りながら選ぶことも楽しみだと思います。うさちゃんその子その子での反応が違いますので、お気に入りをぜひ見つけてあげてください。