お迎えした環境にも慣れてきている様子があるようです。撫でられることに対しては、まだ受け入れてくれない様子のようですので、うさちゃんの気持ちも感じながら接していただくことになるようです。
まだ人の手に対して慣れていない様子があれば、牧草などを直接手から与えてみるなどしていただくこともよい方法です。手からフードなども食べてくれる様子が見られるようになれば、警戒心も少なくなると思います。
また撫でる時のタイミングなども振り返っていただくことからも、見えてくることがあると思います。遊んでいる時などで、近づいてきたからと手を伸ばしてしまうとすっと逃げられてしまうことも多いようです。この場合は撫でてもらいたいということではなく、飼い主さんをチェックしている状況ですので、手は出さずによく観察させてあげてください。優しく声をかけながらうさちゃんの様子を見守っていただくタイミングといえると思います。その先の遊び疲れた後などで体を伸ばしてリラックスしている時などに、少しずつ距離を縮めていただくほうが成功率は上がってきます。この場合でも、すぐに体に触るのではなく、そばに寄り添って過ごしながらがよいと思います。急にうさちゃんの頭の上から手が伸びてくるようでは逃げる態勢をとることが予測できますので、低い位置からゆっくり行うことがよいでしょう。顔の高さぐらいまでに手を向けながら、そっとにおいをかいでもらうぐらいで、逃げる様子がなければそのまま体に触れるぐらいからのスタートでもよいのかもしれません。
うさちゃんその子その子で見せる反応は違っていますので、飼い主さんの手に対して警戒してしまわないように、こちらのうさちゃんのペースを見ながらチャレンジしていただくことになるようです。