左足にしこりと感じられる傷跡のようなものがあり、その部分を含めて左足をよく舐めたりかじったりしている仕草も見られていますので、うさちゃんにとっても気になっている様子がうかがえるのではないでしょうか。毛づくろいなどお手入れしていることももちろんあると思いますが、その付近に気になる部分があるということは、この見られている行動の原因としても捉えられると思います。
しこりのようなものが病気にかかわるものであるのかということをまずは確認いただくことが必要ですので、獣医師にみていただくことからのスタートとなると思います。病気の可能性があるのかどうか、実際のうさちゃんをみていただき判断していただきましょう。
そして舐めることやかじることで傷ができたりして、それがしこりになったと考えられる場合には、うさちゃんがこの行為に気を向けてしまわないような環境を考えてあげることもできるのではないでしょうか。ケージの中でのうさちゃんの過ごし方を改めて観察いただくことと、取り巻いている環境なども再確認していただきながら、ストレスなどがないかということも振り返っていただくことが大事です。退屈しのぎなどで見られてしまうようならば、うさちゃんにとってとても重要な役割をもっている牧草をいつでも食べられる環境にすることでも、食べるということに気を向けてくれることもあります。またひとりで遊ぶことができる環境があることでも、見られる行動が変化する可能性もありますので、こちらのうさちゃんが退屈しない環境を見つけてあげていただきたいと思います。
うさちゃんの性格などでも適した環境が異なってきますので、これまでの環境をお伝えしながら、こちらのうさちゃんにあった環境をアドバイスいただけるように獣医師にもぜひご相談ください。