今回病院に行った後からペレットの食べ方に変化が見られているようです。時間をかけながらでも次に与えるまでに食べきる様子だったものが、残すようになっています。牧草はいつも通りに食べ排泄物の状態にも変化がないようですから、この二点に関しては安心できるようです。今回体調に不安があって通院したのであれば、食欲や食べ方にも変化がみられることも考えられるのではないでしょうか。また、暑い中での通院だったと思いますので、この環境の変化を体験したことで、見られる行動に違いが起きていることもあるかもしれません。まったく食べなくなったのではなく、食べながらも残すということですから、どのぐらいの量を残して食べている量がどの程度になっているのかを確認いただきたいと思います。量がだいぶ少なくなっているならば、今後排泄物や体重などにも変化が見られてくると思いますので、その場合は病気などの疑いを持っていただくことも必要になってくると思います。こちらのうさちゃんは生後６か月を過ぎて大人の仲間入りをした時期でもあると思います。今回の通院で、成長状態の体重や体格のほか、食事内容などについてもアドバイスをいただけたのではないでしょうか。与えているペレットの量がこちらのうさちゃんの今に適しているのかどうか、多くなっているようならば残す様子なども見られるようになるのかもしれません。通院時にどのようなアドバイスをいただけたのかを振り返りながら、改めて今のうさちゃんに合った食事量や内容を考えていただくこともできると思います。ペレットフードや牧草は、それぞれ一種類だけを与えるよりも、複数を与えてあげることでうさちゃんの食の幅が広がります。食べることに対しても保守的な様子を見せることも少なくないのですが、食べてくれるものの種類を増やしてあげることで、うさちゃんが食べたいものを選ぶことができますから、体調が悪い時や物流の関係で入手できなくなった場合などでも慌てずに済むこともできます。味に飽きてしまった？と感じられていることもありますので、一種類だけを与えていた場合には、もう一種類こちらのうさちゃんの成長状態や好みに合うものを新たに与えてみることもよいのかもしれません。生後６か月を過ぎていますので、ペレットフードの場合は与える全体量は管理していただくことが必要ですが、どんな反応を見せてくれるのかを観察いただくことができると思います。今回の場合は環境の変化や暑さなども関係していることが考えられますので、うさちゃんが過ごしている場所での室温や湿度の状態なども改めて振り返っていただくことも大事なことです。まだまだ暑さもこれからが本番ですで、快適な環境を与えてあげながら、不安な状況が見られた場合には迷わずに獣医師にご相談いただきたいと思います。