４か月のうさちゃんですから、成長期の真っただ中でもあります。活発な行動なども見られる時期ではありますが、その行動も本当に千差万別です。噛む行為もうさちゃんそれぞれで違っていますので、こちらのお宅のうさちゃんのようにいろんなものに興味を持ちながら齧る様子を見せる子もいれば、全くといっていいほど齧る行為を見せない子もいます。それぞれの個性を受け止めていただきながら、齧る行為を見せても安心して見守ってあげられる環境になるように考えていただきたいと思います。わらのマットやかじり木などうさちゃんが齧ってもよいもの、そしてそれが口に入ってもよいものであれば、思い存分齧ってもらえます。ただし毛布などの布製品は、食べてしまうことでお腹に溜まってしまうことが想定できますので、齧ることができない環境にしてあげることが必要です。暖を取るためでもわら製品のマットやハウスなどのほうがこちらのうさちゃんには適した環境になると思います。毛布はケージの上からかけてあげるなどの対応がよいと思います。この場合もケージへと引き込まないようにしてあげることも大切です。ケージの中のかじり木の使い方なども振り返ってみてください。形や設置位置などでうさちゃんの興味の示し方も変わってきますので、うさちゃんが遊びやすい、齧りやすい環境を探していただくことで、わらのマットのようにたくさん齧る様子も見られると思います。かじり木もそうですが、特にわら製品などはあっという間に形が変化してしまう場合もあるかもしれませんが、齧って食べて遊んでもらえる環境ですから、思い存分そうさせてあげましょう。ストレスなどから齧る様子を見せることもありますが、十分な遊び時間やスペースもあるようですから、こちらのうさちゃんのライフスタイル、日課とでもいえる行為となっているのかもしれません。ケージや布類などを齧ることで歯やお腹にトラブルが生じてしまう環境になってしまいますが、かじり木やわらのおもちゃはそれらで遊びながら食べても安心なものですので、環境を整えながら引き続きうさちゃんの様子を観察してあげてください。またやんちゃ盛りの時期ですから、今後成長を重ねていくことでも行動に落ち着きがみられてくる可能性もあると思います。まだまだこれから様々な行動も見せてくれるようになるはずですので、うさちゃんの個性を受け入れながらどんな様子を見せてくれるのかを楽しみにしていただくことも、うさちゃんとの日々の暮らしの醍醐味のひとつともいえると思います。