お迎えして一週間経過しているようですので、新しい環境にも慣れてきている様子も見られているようです。緊張したり警戒しているような素振りもないようですから、ペレットを残しているというこのサインに、どういった意味があるのかを考えていきましょう。食事内容や与え方を特に大きく変えたようなこともないですが、与えているペレットの量を改めて確認していただくこともよいと思います。食べ放題という与え方でも、朝夕と与える際にフード入れが空っぽになっている量がその子ごとの適量になってきます。もし、環境にも慣れ落ち着いてきていることで、フードの食べる量自体が安定してきているならば、今食べている量がこちらのうさちゃんの適量になっていることも考えられるのではないでしょうか。また体重も量りながら増えているのであればしっかり栄養を吸収している証でもありますので、不安を取り除いていただけるはずです。糞の状態なども観察してください。お迎え時と変わらずにコロコロの健康な糞が見られていればこちらも安心できると思います。そして環境に慣れてきていることからも、へやんぽの時間なども作ってみましょう。運動できる機会も与えながらその後うさちゃんの行動や食欲に変化が見られるようなのかを探ってみていただきたいと思います。月齢を重ねていくことで、ペレットフードを制限するようになれば、変わりにチモシー牧草をいつでも食べられるようにしてあげることにもなります。うさちゃんにも好みがあることですから今の段階でチモシー牧草をよく食べてくれる様子はとても喜ばしいことです。ただ、成長期には栄養豊富なアルファルファ牧草も与えてあげられますので、体格や体重の増加を確認しながらこちらの牧草も取り入れていただくこともよいのかもしれません。好物のご褒美も残しがちな様子もありますので、不安がぬぐい切れないという時には獣医師に診ていただくこともよいことです。これまでの成長を確認できますし、今後診ていただける獣医師にうさちゃんを知ってもらう機会でもありますので、ぜひご相談いただきたいと思います。