４か月のうさちゃんですから、体つきも大人へと近づくほど成長も重ねてきていることと思います。お腹の調子も安定してきている場合は、今後の食事に幅を持たせるためにも、少しずつ野菜などを試すこともよいと思います。ただし、うさちゃんごとでの個体差があり、どんなものに興味を示してくれるのか、本当にうさちゃんごとで違っています。果物や野菜は自然の産物でもありますので、産地や取れた時期などでも香りや味に違いがあるものですから、選んであげたものがたまたま興味を示さなかったということもあります。飼い主さんの食卓へ上がる果物や野菜の中で、うさちゃんにも与えられるものをお裾分けするぐらいの気持ちで、焦らずにうさちゃんのペースも観察しながらチャレンジしてください。またフレッシュなままでは食べてくれない場合は、干してから与えてみる方法もあります。ご家庭で干し野菜などを作る時には、カビなどの影響がみられないように気を付けることと、保存方法も乾燥剤を使うなどして品質を管理できるようにしていきましょう。また、うさちゃんは飼い主さんの動きもよく観察していますので、飼い主さんがおいしそうに食べている姿を見ることで、一緒に食べる様子を見せる子もいます。そんな機会をつくってみることも楽しいのかもしれません。うさちゃん用のおやつとして販売させているものでも、興味の示し方はやはりうさちゃんごとで違いますので、直接手から与えるほか、大好きなペレットや牧草と一緒に口に入るような与え方でも反応をみてあげられると思います。野菜類だけにこだわらずに、牧草の種類を増やしてあげることもよいと思います。牧草はうさちゃんにとってとても大切な役割をもった食事ですので、牧草大好きなうさちゃんでいてもらえるように、興味を示してたくさん食べてくれる牧草を探してあげましょう。うさちゃんの行動をよく観察しながら、時間がかかることでもありますので、気長に試してください。そしてあくまでもご褒美として与える量を管理しながら、お腹の調子に変化がないかということも気を付けて観察していきましょう。