生後７か月の女の子ですので思春期のお年頃でもあるようです。おしっこの場所が決まらないということですが、へやんぽ中にいろいろな場所で縄張りの主張のようなおしっこが見られています。ケージ内でもトイレを含む四隅でおしっこするようですので、うさちゃんなりのルールがあるのでしょう。おしっこする時の体制として隅や狭いところなどにお尻を安定させることも少なからずありますので、そういった意味もあるのかもしれません。トイレを使いながらでもあるようですから、トイレ以外の四隅に何かガードなどができておしっこの体制が取れないように工夫することもできると思います。例えばですが、固定式のかじり木などを設置してみたり、動かしにくい小さめのブロックなどを設置してみるなど、ケージ内のレイアウトを改めて考えてみていただくこともできると思います。トイレを使った時には褒めてあげることもよい対応です。抱っこは嫌いなようですが、撫でられることが好きならば撫でて褒めてあげる、もしくはご褒美をあげながらうさちゃんの反応を見てください。トイレを使うことで褒められると覚えてくれることで、トイレを使う頻度が上がってくることもあります。思春期によって見られているならば、時間が経過することで行動が変わることもありますが、においつけの行動が習慣となる場合もあるかもしれません。これまでうさちゃんとの生活を体験されていますので、個体差があることも目の当たりにされていると思いますが、個性を受け止めながら試行錯誤していただくことになります。そして、どうしても一か所にトイレの場所を決められない子も中にはいます。その場合は体が汚れにくい環境になるように対応することが必要になります。へやんぽの場合では、興奮状態などであればおしっこをあちこちにしてしまうこともあります。興奮を収めてあげるためにも一旦サークルなどで仕切った狭い場所で興奮を収めてあげてからへやんぽさせてあげることでも見られる行動が変わることもありますので、ケージと同様にへやんぽの環境も改めて考えてみていただくこともよいのかもしれません。