飼い主さんのにおいがたくさんあるベッドやソファーなどに、うさちゃんがにおいつけの行為を見せることは少なくありません。こちらにいただくご質問ではこの行動がエスカレートして困るという内容が多いのですが、今回の場合は、ベッドへ乗ること自体も見せなくなっています。繰り返し叱ったことにより、なぜ叱られたのかをうさちゃんが理解したともいえると思います。この点からは上下関係を認識しているとも思います。また最近の変化ですから、何かこれまでとは違う環境などがあったのかもしれません。ベッドへ興味を示さなくなるような理由がなかったかを探ってみてください。そしてケージの中だけではなく、飼い主さんと一緒に過ごすフリーの環境は、お互いにとってもかけがえのない時間を過ごすことができます。ただ制限がなくなることで、うさちゃんが自分の思い通りに過ごせる、自分のほうが上位にいると勘違いしてしまう場合もあります。今回のように見られる行動はそれぞれのうさちゃんで違っていますので、今後のうさちゃんの過ごし方を観察しながら、こちらのお宅のルールを決めていただくことになるようです。そして飼い主さんが不在の際にはどんなトラブルが起きるか予測できないことです。お留守番の時に与える環境については改めて考えていただきたいと思います。