ペレットフードは、うさちゃんにとって栄養をバランスよく簡単に取り込むことができるものです。草食動物であるうさちゃんにとって、一番必要な食事としては、牧草の繊維質をしっかりと取り込んでもらうことでもあります。獣医師からのアドバイスには、メインに与えていただく食事は牧草と捉えていただきたいということでもあるのではないでしょうか。近年のうさぎ事情では、ペレットフードを与える量はより制限されていて、適正体重の１．５％が一日量として紹介されてきています。７歳のうさちゃんですが、今の体重や体格はどのような様子でしょうか。これまで与えていたペレットの量なども振り返っていただきたいと思います。こちらのうさちゃんの今の体重が適正体重よりも多いような場合は、ダイエットの意味も含めて食事内容を見直してみましょうということではないかと感じます。今現在の体重がわかりかねてしまいますので具体的なことは申し上げられませんが、メインは牧草をしっかりと食べてもらう環境を与えていただきながら、こちらのうさちゃんのベストな体重に合った量のペレットフードを与えていただくことはできると思います。こちらのうさちゃんの適正体重も獣医師に診ていただいて、その上でペレットフードの与え方についても改めてご相談いただいてもよいのではないでしょうか。ただし牧草をしっかり食べてくれるような環境になっているのかを振り返っていただくことは大切です。いろいろな牧草を試していただくこともよいですし、牧草入れに入れるだけではなく与え方なども工夫してみていただくことも必要です。飼い主さんとのコミュニケーションが好きなうさちゃんならば、飼い主さんが直接手で与えてあげたり、おもちゃなども使いながら与えてみたり、また長いままでは食べないならば、カットして与えてみたりいろいろ試していただきたいと思います。野菜についても、生のままでは興味を示してくれないならば、さっと天日で干してみてから与えていただくこともできると思います。注意点としては同じものを継続して与えない、一度に多くを与えないことが大事です。野菜を中心に与える場合は、バランスを見ながら量も管理していただく必要がありますので、あくまでもメインは牧草になるように飼い主さんがしっかり管理していただくことになります。野菜に対してあまり興味をしめしてくれないということや、どの野菜をどのぐらいまでなら一日に与えてよいのかということも、獣医師にご相談いただくこともよいと思います。こちらのうさちゃんを直接診ていただいている方ですので、より具体的な与え方を教えてくださいとご相談いただくことで、より明確に与え方が見えてくると思います。