生後1か月ということですと、離乳したばかりの状況かもしれません。飲み水もボトルではなく器に入れて与えていたということですから、まだボトルから飲むことを体験していない（覚えていない）可能性もあります。水はうさちゃんにとってもとても大事ですから、飲みたい時に飲めるよう与えていただくことが必要です。器で与える場合は、うさちゃんの顔の大きさなどに合わせて、小さすぎずなおかつ大きすぎないものを選んでください。大きすぎると体ごと入れてしまう場合もあります。そして重さがあってうさちゃんが簡単に動かせないものが適しています。器の大きさで中に入る水の量が異なってきますし、うさちゃんごとで飲む量も異なっています。うさちゃんのこれからの過ごし方を見ながらこちらのうさちゃんにあった量、与え方を見つけていただくことになります。そして今後はボトルで飲むことができるようになれば、衛生面も保ちやすくなりますので、覚えさせてあげることもチャレンジいただきたいと思います。給水器のノズルをうさちゃんが飲みやすい高さに設置していただきながら、うさちゃんの目の前でノズルの先を指で押し回しながら、こうすると水がでると根気よく教えていただくことになります。まだ小さいうさちゃんと思いますので、ボトルも様々ありますがノズルの先の太さによっては飲みにくい状況なども見られてしまう場合もあるようですので、うさちゃんに合わせて選んであげてください。そして適した室温は、16～21℃ぐらいで、25℃程度までは許容範囲とされています。この場合湿度にも気を付けていただき、40～60％に保てるように、室内（うさちゃんが過ごすケージ周り）の環境を作っていただくことになると思います。うさちゃんは新しい環境に慣れようとしている時期ですので、どう過ごしているのか、気になる行動はないかなど、まずはケージの中での過ごし方をよく観察していただきたいと思います。