見せる行動に変化が起きているようですので、その行動が見られるようになった時の状況を振り返ってみていただくことで理由が見えてくることもあります。環境の変化がなかったか、小さな変化などにも敏感に反応している場合もありますので、うさちゃんだけではなくご家族皆様も含めて振り返ってみてください。始めは何らかの理由があったと思います。何かに驚いた拍子にとっさに出てしまった場合や、遊びの延長などで見せている可能性もあると思います。関連性も見えてくるようですと対応策も絞ることができると思います。どういった場面で見せるのか、その時のうさちゃんの状況と飼い主さんやご家族も含めた周りの環境を客観的に観察いただきたいと思います。行動を続けて見せているのではなく一時的であって、その後に寄り添ってくる様子などもありますので、この行為でうさちゃんが気持ちを伝えたいということにも感じられると思います。撫でている時ならば、もういいよということとも捉えられるようではないでしょうか。嫌な事とうさちゃんが感じていることがあるのかどうか、こちらもさらに観察いただきたいと思います。問題は噛むことが習慣となってしまわないように、噛んではいけないと理解してもらうための対応も必要なのかもしれません。その場合は痛いことを理解してもらうためにも大げさに痛いと訴えてもらうことや、一旦ケージへと戻ってもらうことも対応方法となるはずです。また発情などに関連している場合もあるのかもしれません。お相手となるような対象の存在を感じていれば、見られる行動にも変化が起きるようです。理由になりそうなことがどこにあるのかをより観察いただきながら、気になる点をひとつずつ確認して対応いただくことになるようです。