放し飼いの場合は、ケージ中心で過ごす環境と違って、ケージの外で自由に過ごすことができる状況でもあります。その環境で見せる行動は、うさちゃんなりにその環境での過ごし方を決めているともいえると思います。ケージに戻すことで食事もとり、排泄もするということは、ケージの中が食べる場所やトイレの場所と認識していると捉えられる部分もあるのではないでしょうか。行動範囲が広かったり、出されている時間が長いことで、ケージの中での過ごし方とは別のルールが決まってくることも実は予測できることだと思います。トイレを我慢しているような様子や、まったく食べない、飲まないという状況が続いてしまうようでは、あまり好ましくない状況でもありますので、与えている環境を見直していただくことは必要になってくると思います。環境を変えながらうさちゃんの反応を観察いただくことになると思います。日中に休息している様子は、うさちゃんの習性などからはよく見られることです。ソファーの下が居心地がよい場所なのではないでしょうか。うさちゃんの過ごし方を改めて観察いただきながら、どう感じているのかなども探っていただいて、与えている環境を改めて考えてみていただきたいと思います。範囲を見直すのか、時間を見直すのか、それともまったく違った環境なのか、うさちゃんとそれぞれのお宅の事情によってもベストな環境が違ってきますので、まだまだ試行錯誤いただくことになりますが、こちらのお宅のルールを見つけていただきたいと思います。環境がかわることでも、うさちゃんの行動が変わってくるかと思いますので、反応を見ながら試していただきたいと思います。