牧草の与え方について
5月で2歳になるネザ-ランドドワ-フの男の子を飼っています。1番刈りのチモシ-をいつもあげているのですが、茎のような硬いところはほとんど食べず残し、葉っぱの柔らかいところばかり食べています。今のところ歯が伸びすぎたりなどはないのですが、2番刈りに変えて量をたくさん食べてもらう方がいいのか、それとも繊維の多い1番刈りのチモシ-をあげる方がいいのか迷っています。ぜひ教えていただけたらとおもいます。よろしくお願いします。
うさちゃんにとって牧草は、とても重要な役割を担っている大事な食事になります。イネ科の牧草をたくさん食べてもらえる環境を与えていただきたいことでもありますので、うさちゃんの普段の食べ方、好みなどをよく観察いただくことは大切なことです。傾向的には、こちらのうさちゃんのように、葉の部分や柔らかい部分をより好んで食べる様子が見られるようではあります。茎などの硬い部分が残ってしまうご家庭も多いようですが、その部分へひと工夫していただきながら、うさちゃんの反応を見ていただくこともできます。叩いて繊維を柔らかくしてみることや、天日にさっと干してみたり、レンジでチンしてみていただくことでも、香りを楽しんでもらえるようにもなります。一番刈りは繊維質が豊富ですので、こちらを食べてもらいたいことではありますが、一番刈りだけにこだわらずともよいと思います。二番刈りの牧草もうさちゃんが好みそうな時は与えてみていただけると思います。ただし、こちらのうさちゃんは一番刈りも食べてくれる子ですので、一番刈りも与えながら、他の牧草も併用して与えていただきたいと思います。複数の牧草を食べることができていれば、うさちゃんがその時食べたいと思うものを選ぶことができる環境にもなります。繊維質にこだわる時は、牧草の成分などにも目を向けていただきながら選んでいただくこともできると思います。よいとされる牧草でも、それを口に運んでくれなければ意味がないわけですから、食べてくれる牧草をいつでも食べられる環境にしていただきたいと思います。牧草を食べてくれないという時は、牧草以外の食事内容(フードやご褒美など)も振り返っていただくことでも見えてくることがあります。適正な量のフードと、ご褒美など、しっかりと制限いただくことで、うさちゃんは食欲を見せてくれます。そうすることで、いつでも食べられる牧草へも興味を示してくれるようになりますので、食事内容全体を見直していただくことも大事なのです。
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