へやんぽという状況での行動のようです。かまってもらいたいという気持ちの時にも、飼い主さんに対して行動を見せることがあります。始めはその意味合いもあったと思いますが、その回を追うごとに、行動がエスカレートしてきています。うさちゃんも年齢を重ねてお年頃になってくることで、思春期に入ります。与えられている環境を、自分の縄張りとして捉えているならば、その中で過ごしている飼い主さんに対して、ここは自分の場所、私のほうが強いという縄張りや優位性の主張などとして見せてくることもあります。また行動が習慣化することもよく見られますので、そういった状況が起きている可能性もあるのかもしれません。噛むことはいけないことだということをうさちゃんにも認識してもらう必要がありますので、噛まれた時にはうさちゃんの行動を止めて目を見て叱ってあげてください。場合によっては一旦ケージに戻すということも行っていただければ、なぜケージに戻されたのかということを理解してくれるようになります。そして、今一度与える環境を見直していただくことも大事だと思います。縄張りや優位性を示す行動を助長している環境ではないか、うさちゃん専用の遊び場などを準備してあげることでも見られる行動は変わってきます。行動がすでにエスカレートしている様子もありますので、連鎖を断ち切ってあげることで、うさちゃんの反応を観察いただくこともできると思います。見られる行動はうさちゃんそれぞれですし、与えている環境も様々ですから、対応方法がひとつとは限りません。うさちゃんの様子と取り巻いている環境を合わせて見直していただきながら、こちらのお宅のルールを見つけていただきたいと思います。