生後7か月ということですので、大人へと体の成長も遂げてきていると思います。お年頃でもありますので、自我が芽生えてくる時期でもあると思います。うさんぽをこれまでも繰り返している中で、突然洋服を舐める様子を見せたということであれば、その行動がうさちゃんからの何らかの言葉であると捉えていただくことはできると思います。ある日突然にとありますが、その時のうさちゃんを取り巻いている環境を振り返ってみていただくことでも、理由が見えてくると思います。撫でて欲しい、おやつが欲しいといった言葉ではない印象もあるようですから、別の言葉として見せたのかもしれません。自我が芽生えてきていることと合わせて考えると、怖い思いや驚いた経験があることなども、考えられるようではあります。また掘る仕草も見せていますので、うさんぽや抱っこから逃れられたいといった言葉としても、考えられるようではあります。うさちゃんは経験をよく覚えていて、それが察知できることで嫌なものからは逃げたり、よいことならばそのことを要求したりする様子を見せます。今回の洋服を舐めるということが、はじめはどういった意味だったのかを探ることができれば、この行動を見せないですむ環境を与えてあげられるのかもしれません。ただし、うさちゃんは行動をパターン化してしまうことも少なくありません。意味があって見せた行動もそれが繰り返えされることで、連鎖反応のように行動を続けて見せることがあります。洋服を舐めるという行為がすでに習慣となっている場合もあるのかもしれません。舐める行為を必死に見せるような場合は、洋服の繊維などを飲み込んでしまう可能性も考えていただくことも大事なことですから、抱っこする場面を短くしてあげることや、舐められても影響が少ない洋服などを選んでいただくことなどの対応になると思います。見せる行動もそれぞれで違っていますので、ベストな対応方法もそれぞれ異なってきてしまいます。試行錯誤いただくことになりますが、こちらのうさちゃんへ合った対応法を見つけていただきたいと思います。