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フード

ペレット状にした牧草は歯の摩耗に役立ちますか?

2歳半になるホーランドロップの男の子です。牧草が苦手で、ほとんど食べてくれません。唯一APD社のチモシーゴールドは食べてくれていたのですが、長期欠品後ロットが変わると食べなくなりました。他社の牧草や1番刈り、2番刈り、3番刈りも一通り試しましたがダメでした。ただ牧草をペレット状に固めた牧草ペレットなら食べてくれます。牧草を与える大切な理由の一つに臼歯の研磨を助ける働きがありますが、この牧草ペレットを与えることで臼歯の研磨が期待できるのでしょうか?

うさぎは草食動物ですから、本来であれば牧草はうさぎさんの食欲をそそり、積極的に食べてもらえるはずなのです。ですが、それぞれの個体差があることと、牧草よりも美味しい味や魅力を知ってしまったことから、牧草嫌いなうさぎさんも少なくないのです。牧草に興味を持ってたっぷり食べてもらえることが当たり前のようではありますが、実はそうではケースも少なくないといえるようなのです。今回のうさぎさんは特定の牧草には興味を示し食べてくれています。ただロットが変わることで香りや形状の違いが見られることがありますので、その違いを感じて食べなくなってしまうようです。このことは今回のうさぎさんに限らずにいえるのですが、牧草は自然の産物ですので、生育時や刈り取られる時期の状況に違いがありますので、品質が常に一定ではないものでもあります。ですから形状がちょっと違っていたり、香りや味が変わることもあるのです。食事に対して保守的な様子を見せる部分もうさぎにはありますので、食べていたものと違うと感じてしまうことで食べなくなってしまうのです。そうならないように、普段から複数の牧草を与えていただくことや、これまで与えているものがまだ残っている時点で新しい袋を開けて、混ぜながら与えることで新しい袋の牧草を受け入れてもらえる体制を作ってあげられます。ただ、どうしてもひと種類にしか興味を示してくれないという時や、牧草自体を食べてくれないという時には、牧草の形状にこだわらず牧草と同じように与えられるペレット状の牧草を与えていただくことができます。牧草をまったく食べないのと、牧草ペレットを食べてくれることでは、取り込む繊維質にも変わりがありますし、歯の摩耗に関してもひとつ食事内容が増えることで使い方も増えるといえるのです。もちろん、一番刈りの牧草を食べている場合と比べてしまえば、歯の使い方には違いがあると言わざるを得ませんが、ペレット状の牧草を好んで食べてくれるならば積極的に与えていただきたいと思います。そして、その他の食事についても、様々な種類のものを与えていただくこともよいのです。ペレットも牧草と同様に複数のものを与えていただくことをお勧めしています。もうひとつのペレットを選んでいただくとき、牧草を食べることが少ないうさぎさんの場合は、咀嚼をよく行って食べ進めることができるペレットを選んでいただくと、歯の摩耗の助けに繋がると思います。ウーリー社のブルームシリーズがそういった効果も見込めるペレットですので、ぜひご検討いただきたいと思います。またご褒美などを選ぶ時も、すり潰して食べ進めるものを与えていただくこともよいのです。野菜などもそういって食べ進めるものを積極的に選んでいただくことや、穀物類や乾燥した野草などもよいと思います。牧草だけと決めてしまわずに、その他の食事でも歯をより動かすことができる環境も考えていただきたいと思います。そして、うさぎさんも好みが変化します。これまで食べなかったものでも成長を重ねることや、気持ちが変わることで食べることもありますので、諦めずに与え続けるということも大事なのです。

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