水を飲まなくなったことと、小さな糞が見られたことは、普段のうさぎさんとは違う様子といえると思います。水に興味を示してくれないことが続くことで、脱水症状を起こしてしまうことがありますので、生野菜を与えて食べてくれるかどうかを試していただくことはとてもよい方法です。食欲自体も落ちていたならば、この野菜を食べることによってお腹も動くようになるきっかけを与えていただけたといえるのかもしれません。この後に糞が出たということですので、一時的にお腹の消化システムに普段との違いが見られていたものの、食べたことによってまたもとに戻りつつあるといえるのではないでしょうか。牧草も食べてくれているようですし、見せる行動にも元気な様子があるようですので、この後も食欲や水の取り込み方、行動などにも目を向けていただいて、不安な状況が見られた時には獣医師に診ていただくことができるように準備いただくとよいと思います。3か月という月齢ですので、成長もだいぶ重ねてきていることだと思います。今のうさぎさんの状態を診ていただくためにもよい機会となると思います。体重や体格も適切に成長しているかということも、合わせて診ていただけます。寒くなる前に一度健康診断を兼ねて診ていただくことがよいのかもしれませんね。初めての冬を迎えますので、その前にうさぎさんの健康状態を把握しておくことも大切なことだと思います。お腹の張りも気になるようですから、やはり実際に診ていただくことがよいと思います。そして、生野菜などの与え方は、しっかりと量を管理していただくことが大切です。3か月という年齢は、まだお腹の状態が安定しない場合もあります。水分の多い生野菜をたくさん取り込んでしまうことで、お腹の調子を崩してしまうこともあります。体の小さなうさぎさんに与えるわけですから、ごく少量から試していただくことが重要です。飼育書に紹介されている与えてもよい野菜を参考にしていただきながら、大量に与えない、同じものを与え続けないということを頭に置いていただくことが大切です。レタスについては、催眠作用のある物質、ラクッコピコリンが含まれていることから、与えないようがよいとされている場合もありますので、与え方（量や回数）に気を付けていただくことは必要になります。今後の食事内容についても、今現在与えている内容も含めてご報告してください。うさぎさんの成長状態を確認しながら、よりよい食事環境にするための意見もお聞きいただけることだと思います。