牧草の品質は、その保存方法によって変わってくることでもあります。よりよい状態で保管できるよう環境を考えていただくことはとても大切なことだと思います。この夏のように気温がかなり高い場合には、虫などが発生してしまう場合もあるのかもしれません。ただ、虫が出るということは、虫が出ないような処理を施していないと解釈できることでもありますので、安心して与えられる牧草だと捉えていただける部分もあるのではないでしょうか。ただし、その虫が卵をつけてしまったり、それがまた孵ったりしてしまうことは避けたいですから、できる対策を取っていただきたいと思います。まずは虫がついてしまった牧草については、天日に干していただくことなどで、逃げていくことでもあります。もしくは黒いビニール袋の中に牧草を入れて干していただくことでも、中の温度がかなり暑くなりますのでダニなどがいる場合でも、処理ができることでもあります。その後に密閉容器（紫外線をカットできるものですと尚よい環境となります）に乾燥剤も一緒に入れ、直射日光などがあたらない場所で保管していただくとよいでしょう。この時、牧草と一緒にレモングラス（商品番号1200）や、レモングラスで編んだおもちゃ（ねじり棒商品番号1437）などを入れていただくことで、安心できる防虫対策となると思います。レモングラスは防虫効果や殺菌効果も見込める牧草です。牧草に混ぜていただくことやケージの中に入れていただくことで防虫効果が期待できますし、またイネ科の植物ですのでうさぎさんが食べても安心です。是非取り入れていただきたいと思います。