ご投稿いただきました内容からは、不安な点と安心できる点と両方が受け取れる様子といえるのではないでしょうか。まず取り込んでいる食事の内容が変化してきているようです。食事の中心となっていたペレットをほとんど食べていない印象があるようですね。副食となるものはそれなりに取り込んでいるということと、牧草を積極的に食べている印象はあるようですので、食欲自体が落ち込んでいるとは単純には言い切れない状況ともいえるようです。牧草という繊維質をしっかり取り込んでいますので、排泄される糞の大きさや色にも顕著に反映されているともいえるでしょう。食事が一番の楽しみという状況から、ケージの外に出て遊ぶという環境を心待ちにしている様子も伺えるようです。うさぎさんの日々の生活の中での重要視している部分が変化してきたことで、食事の取り方に落ち着きが見られてきているという解釈もできる点があるのかもしれません。また、一部の内容に興味を示していないともいえますので、そのものの品質などを今一度確認していただくことも大切です。この状況が見られる前後に、呼吸が荒くなったという変化がありましたので、そのことと関係していないかということを探っていただくことは大切なことだと思います。また、絨毯を齧るという行為が見られていますので、食べてしまっていないかの確認も重要です。一時的にでも見せた様子が、うさぎさんからのサインという場合もありますので、そのことも慎重に受け止めていただくことが重要なことです。また、齧るという行為は本能から見られる行為でもあります。本能の行動を止めさせることは実は難しいですので、齧っても安心していられる環境に整えてあげるということが必要なのだと思います。齧ってもらっては困る部分には、行くことができないようにしていただければ、それを齧ることはできなくなります。また、齧る部分が決まっているならば、そこで思い存分齧ることを楽しんでもらえるおもちゃを与えていただくことでもよいでしょう。もちろん、うさぎさんがうまく誘導されない場合もありますが、手を代え品を代えながら、ベストとなる環境を目指していただきたいと思います。一泊のお留守番があるということですが、その前に獣医師に診ていただくこともよいことではないでしょうか。問題がなければ安心してお出かけできることにも繋がります。また、通院自体が普段から苦手な子だという場合には、逆に大きなストレスとなってしまいますので判断が難しいことですが、ご友人などにお留守番の状態を見にきていただくなどして、少しでもお互いの不安が取り除くことができる環境を考えていただきたいと思います。