食事の与え方(ペレットと牧草)について
よくショップの店員さんや本、大部分のWeb上の情報では牧草を食べ放題でペレットと両方を与えるのが一般的な情報が多いと思うのですが。最近、アメリカのブリーダーの人はほとんどがペレットのみで飼育しているという情報を発見しました。実際のところ栄養バランスとカロリーを考えた上でのペレットのみでの飼育(低カロリーで一日中ペレットのみでも太らないバランス)と、牧草食べ放題でペレット少量(ペレットの方が好きなうさぎの場合ペレットが無くなったら牧草を食べる状態)での飼育するどちらがよりうさぎにとっては良いといえるのでしょうか?ペレットのみの場合のカロリーが高すぎる点以外のことでうさぎにとって悪いことってあるのでしょうか?
ペレットとは、うさぎに必要な栄養をひとつにした、オールインワンのごちそうでもあります。栄養面について考えれば、牧草はなくても問題ないという視点で作られています。もちろん、よりよい食事内容にするためには、うさぎには欠かすことができない繊維質を、十分にとってもらえるように牧草を加えたり、ビタミンミネラルを補給する野菜や果物などを与えることにより、幅広い食事内容を提供してあげられるのです。また、サプリメントなどを取り込んでいただくことも大変よい方法です。牧草の役割としては、毛球症の予防や歯の適切な摩耗、腸内細菌の安定やストレスの軽減など、様々な効果が見込めるものです。歯や腸の健康について考えた時、海外のペレットで特にアメリカ製の場合(ヘイノルド社ウールフォーミュラなど)、牧草の繊維質を細かく砕かない状態ですので大きな心配はありませんが、日本製の微粉末に牧草を砕き発砲させて固めるタイプのペレット(ソフトタイプ)は、繊維質が細かいですので、歯や腸の為と考えると少し心配なのかもしれません。その場合にはペレットの他に牧草が必須だといえるのです。繊維質を豊富に取り込むことができるペレットで、それが年齢に合ったものであること、そしてその子にとっての適量を与えていただくのであれば、今回のご質問の栄養バランスとカロリーについて考えたときには、ペレット重視の内容でも心配ないとはいえるのだと思います。ただし、うさぎにとっての牧草の持つ役割を受け止めていただくことや、歯や腸内環境についても考えた時には、牧草もしっかり与えていただくことが好ましい状況であるといえるのではないでしょうか。
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