給水ボトルを替えたことで、飲水量が増えたということに繋がっているようです。その為、排泄される尿が増えるということは、通常の状態といえることではないでしょうか。尿の量が増えることでその色も薄くなることがありますので、取り込んでいる水の量によっての変化ということは、十分に考えられることなのだと思います。ただし、水を飲むようになったという状況が、ボトルが変わって飲み易い状態になったからであるのか、ボトルとは関係なく急に多くを飲むようになったのかという点がポイントになるのだと思います。ただ単に、飲み易い環境になったことで、本当はこのぐらいの水をいつも欲しかったのだということなのか、そうではなく体に変化などがあり、水分を欲するようになったということでは、原因が違っているといえるのだと思います。粗相することがあるということも、トイレの回数などが増えていることで、トイレに乗ってという行為が煩わしくなってきての行動であったり、トイレにおしっこがたくさんという汚れなどが気になる子などは、トイレをわざと使わないという場合もあるようです。また、今回のボトルが変わったという環境の変化があることではありますが、年齢的に思春期などを向かえたということですと、単純に縄張りの主張や優位性の為のにおいつけという場合もあるのかもしれません。どういったことが読み取れるのかということを今一度観察していただきたいと思います。病気などが隠れている時にも、トイレを失敗するというケースも見られますので、注意深く観察していただくことが大切です。やはり一度しっかり検査をしていただくほうが安心ではあるのだと思います。飼い主さんの体調が回復次第、健康診断ということでお出かけいただくことがよいのかもしれません。尿も新鮮なものを持参されることがよいですので、そうできるよう準備しておくことがよいでしょう。透明である状態が続くことでもありますので、その尿であればよいのかもしれませんが、色のついた尿からでも健康状態はわかると思います。ただ、二度手間にならぬよう、事前にかかりつけの獣医師にお問い合わせいただくことが一番よいのかもしれませんね。このような状態ですとお伝えすることで、より的確なアドバイスをいただけることと思います。食欲などにも普段との変化などがあるという場合には、体調不良の変化が見られているサインでもありますので、しっかり受け止めていただくことが必要です。