飼い主さんの足元をくるくると回る、足ダン、そしておしっこ飛ばしの行動も見られているということですので、生後３ヶ月という月齢ではありますが、思春期といえるような行動を見せていると解釈できるのだと思います。思春期になると特に男の子の場合、縄張りを主張する行動を見せるようになります。おしっこを飛ばすことで自分の縄張りを示したり、より大きな縄張りに見せようとしていると捉えられるのです。また思春期は、発情などを示す行動などにも繋がります。飼い主さんの足元を回るという行動には、こういった意味も含まれているのだと思います。ケージに戻してあげるという対処法はとても的確な判断です。同じ環境の中にいることで、うさぎさんをより興奮させてしまうことにもなりますので、そうではない環境を与え、冷静になってもらうことが必要なのです。噛まれても痛くないように靴下などで対応することも良案ですね。ただ、おっしゃるように噛むことが癖や習慣とならないように、考えていただくことが必要でもあります。一時的に見られるような行動であるならば、うさぎさんの縄張りの中にしばらくは入らずに、どういった行動を見せるのかを観察していただくことがよいのだと思います。縄張りや優位性を示すことを助長しない環境を与えて、その反応を見ながら今後の対応を模索していただくことになってくることと思います。噛むという行為は、理由なしに行うことではないと思います。様々な理由があって、また興奮状態などになることでも、噛んでしまうこともあるのです。うさぎさんなりの理由があっての行動でもありますので、その意味を探ってあげることで、対処の仕方も見えてくるのだと思います。