お迎えをして２ヶ月で、月齢が４ヶ月ということですので、順調に成長しながら新しい環境にも十分に慣れてきていることだと思います。４ヶ月という年齢はそろそろ思春期を向かえてもおかしくない時期だともいえるでしょう。自我を表現し始めることもありますし、また縄張りを主張するような行動も見せてくるようになります。もちろん個体差があることでもありますので、早々に見せ始める子もいれば、だいぶ年齢が経ってから見せる子などもいたりします。その子の性格や、その子を取り巻く環境などから、見せる行動にも違いがあることではあります。今回の場合には、特に環境を替えたということではないということですので、特別な理由となることがないことでもありますから、お年頃になってきた為の行動と解釈できるのではないでしょうか。自分の縄張りや優位性を主張している行動と捉えていただけることと思います。思春期を向かえることで、発情などの行動も見せてくることもあります。縄張りや発情の行動を助長しないような環境を、今一度考えていただくとよいと思います。また、成長に伴って体の大きさにも変化があることでしょう。トイレのサイズが小さくなっていたり、逆に大きいトイレではなくよりコンパクトなトイレを好んでいたりしないか、きれい好きな子ならば汚れていたりしないかなど、よく観察していただくこともよいかもしれません。そして、基本の対処法として、トイレ以外でおしっこした場合には、その臭いを徹底的に取り除くこと、トイレの体勢が見られた時にはトイレに誘導する、トイレでうまくできた時にはたくさん褒めてあがることやご褒美をあげるなど、それぞれ対応してみていただきたいと思います。こうすることで見られなくなる行動ということではなく、うさぎさんそれぞれで見せている行動も違えば、改善できる対処法も違ってきますので、試行錯誤することにはなるかと思いますが、諦めずに頑張っていただきたいと思います。