まずは、食欲に関して変化が見られているようですので、この変化をしっかり受け止めていただくことは必要だと思います。ペレットについては食べ切れている状態ですので、食べる時間がかかってはいてもまだ安心できることだとは思います。ただ、なぜ時間がかかるようになったのかということを探っていただくことは必要だと思います。３ヶ月という月齢ですので、食べ方に子うさぎの頃とは違った落ち着きなどが見られてくることもあります。そういった成長することで見られる変化であれば問題はないと思います。ただし、牧草の食べる量が減ったということがありますので、食べることができない、辛いという状況なども考えられるのかもしれません。歯にトラブルがあるということであったり、お腹の状態が思わしくないなど、体調の変化によることも推測できるのではないでしょうか。また、換毛期などであるならば、生え変わるために抜けた毛を、自らのグルーミングなどで体の中に取り込んでしまっている可能性なども考えられると思います。そうすることでお腹の調子がいつもとは違うということもあるのかもしれません。また、飼育環境が快適であるかという見直しも大切です。気温が上がってきていますので、普段過ごす室内でも熱中症の恐れも出てきます。ケージの中で横になる様子が頻繁であるならば、それが与えられた環境によって見せている行動ではないか、快適な環境であるのかを改めて確認していただくことも大切です。いずれにしましても、不安な要素が解決できない状態であるならば、やはり獣医師に直接診ていただいて判断していただくことが大事だと思います。その場合、よりうさぎに詳しい獣医師に診ていただくことももちろん大切なことだと思います。ただ、通院のストレスということも考えてあげることも大切です。お近くで診ていただける獣医師に、安心しておまかせできるということであると一番よいのだとは思いますが、なかなかそううまくいかない場合もあるでしょう。うさぎ専門の病院であれば、設備も整っていることでしょうし、経験も豊富であるでしょうから、心強いことなのだと思います。ただ、うさぎ専門ではなくとも、うさぎについてよく勉強されている獣医師もいることだと思います。ご自宅の近くにそういったところがないかを探していただくこともできるのではないでしょうか。専門の病院で診ていただくというで、飼い主さんがより安心できるということであれば、ちょっと距離があるという場合でも、お出かけになってみることも必要なのだと思います。飼い主さんが安心できることもとても大切なことですからね。ただし、今の季節は熱中症などを引き起こす可能性もあります。通院の際の注意点を再確認していただきながら、また、お出かけ前にお問い合わせをして、必要なものなどないか（排泄物など）を確認していただくことも大切だと思います。