お腹の調子に変化があったものの、処方されたお薬の効果があったということ、ただそれでもまだ糞の状態が元に戻ったとは言い難い状況といえるようです。まず、年齢がわからないということですが、診ていただいている獣医師であれば、ある程度の目安がつけられることと思います。避妊手術も行ったようですので、うさぎさんの体もよく見ていたただいているはずですので、次回の診察の時などにご相談されるとよいでしょう。そして、ペレットの切り替えをお考えのようですので、この点もご相談することがよいと思います。肉垂が目立ってきたということですので、ある程度の食事制限も必要になってきているとは考えられます。ペレットの量を見直すだけでよい状況なのか、それともやはりペレット自体を替えなければいけないのか、根本的なことをまず見極めていただくことが重要でもあると思います。今与えている食事内容をまとめていただいて、改めて把握してからご相談されるとよいと思います。そして、糞の大きさが少し小さいということですが、換毛期でもあるようですので、抜け替わる毛が体の中に取り込まれているという可能性は十分にあることだと思います。飼い主さんもブラッシングをしていただいて、無駄な毛を飲み込むことがなくなるようなお手伝いをしていただきたいと思います。そして、チモシー牧草もいつでも食べられる状況を作ってあげることで、たくさんの牧草を食べてくれることに繋がります。牧草を取り込むことで、お腹の消化を促して排泄させてくれますので、糞の大きさにも変化が見られてくるようになると思います。環境を見直しながら、よりよい状態に変化が見られるように考えて対応していただきたいと思います。それでも糞の状態がよろしくないという時には、またほかに原因があると考えられますから、かかりつけの獣医師にも再度ご相談いただいて、原因を突き止めていただくことがよいと思います。